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もーりー

パー5でワンオン狙い!?B・デシャンボーが逆転V!【アーノルド・パーマー招待】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

アメリカPGAツアーは、レジェンドプレーヤーであるアーノルド・パーマーの名を冠したビッグトーナメント『アーノルド・パーマー招待』(3月4~7日、アメリカ フロリダ州、ベイヒルC&L、7466ヤード パー72)が開催されました。

出場者リストには毎年多くのビッグネームが名を連ねるこの大会を沸かせたのは、昨年肉体改造による大幅飛距離アップが話題になったあの男でした。

しかしパー5であわやワンオンって……(;^_^A

120名しか出場できないエリートフィールド

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アメリカPGAツアーは、3月恒例の名物トーナメントである『アーノルド・パーマー招待』が開催されました。

正式名称は『Arnold Palmer Invitational Presented by MasterCard』。

毎年3月にフロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジで開催され、スポンサーにマスターカードが付いているため、この名前で開催されています。

大会は1966年に『フロリダ・シトラスオープン・インビテーショナル』として初開催、2015年以降は優勝者には3年間のPGAツアーシード権が与えられるようになりました。

通常のPGAツアーの大会は出場枠が156名ですが本大会は120名しか出場できない大会でもあるため、マスターズの前哨戦としても行われています(ちなみにタイガー・ウッズはこの大会で8度優勝しています)。

しかもあのレジェンドプレーヤーであるアーノルド・パーマー(1929~2016)氏ゆかりの大会ですから、出場者も豪華な顔ぶれが揃います。

さらに前週に世界ゴルフ選手権(『WGC-ワークデイ選手権 at ザ コンセッション』)が開催されたばかりということもあり、欧州ツアーのトップ選手たちもエントリー。

今年も豪華な顔ぶれとなりました。

松山は予選落ちの危機から挽回

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まずは我らが松山選手の話題から。

今大会が4週連続出場の3試合目ということで疲れもピークといったところでしょうか。

さらに大会前から不安を抱える首筋の違和感、そして古傷でもある左手親指付け根の痛みを再発させるというアクシデントに見舞われます。

これらの患部を気にしてか、予選2日間はショットが不安定で、特に2日目の折り返し後の2番を終えた後に、トレーナーからテーピングの緊急処置を受けるほど。

それでも6番で2メートル、8番ではカラーからの4メートルを沈め、執念で決勝ラウンドへ生き残りました。

予選落ちの危機から這い上がった決勝2日間、特に強風が襲った最終日は多くの選手が苦戦する中で耐え忍び、最終的にはトータル2アンダーの18位タイでのフィニッシュとなりました。

ショット、パットともに改善の兆しがみられる中で今度は古傷の再発と、苦難が続く松山選手。

今は我慢の時なのかもしれませんね。

4月の『マスターズ 2021』までには万全の状態で挑めることを期待しましょう。

そしてその他日本ゆかりの選手で気になったのが、リー・ウェストウッド選手とリッキー・ファウラー選手。

ウェストウッド選手は今年48歳を迎えるとは思えないパワフルさで堂々の2位フィニッシュ。

現在はヨーロッパを主戦場に戦っていますが、かつては世界ランク1位に君臨したこともある実力者です。

いまだメジャーを制したことがなく“無冠の帝王”というイメージが強いですが、今大会のプレーを見せつけられると、今シーズンのメジャー大会においても楽しみな選手になりそうですね。

あと心配なのがリッキー・ファウラー選手。

日本にもファンが多いかと思いますが、昨年来の不振から脱出できずにいます。

今大会も予選通過者の中で最下位に沈み、このままではマスターズに出場できない状況に追い込まれています。

来週以降もビッグトーナメントが控えていますから、なんとか起死回生のプレーでマスターズ出場枠に滑り込んでほしいものです。

驚がくの370ヤードドライブを武器に逆転V!

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そして今大会を逆転で制したのはブライソン・デシャンボー選手。

昨年の肉体改造による驚がくの飛距離は今大会でも大きな武器となりました。

それを見せつけたのが3日目の6番パー5。

湖を反時計回りに半周する約560ヤードの名物ホールなのですが、なんとここでデシャンボー選手は池越えのワンオン狙いを選択(ちなみに池越えはキャリーで最低350ヤード必要です)。

ティーイングエリアで大きく息を吹きながら精神統一をした後、豪快にドライバーをを振りちぎったデシャンボー選手はフィニッシュ直後に湖越えを確信したのでしょう。

ドラコン選手のように雄たけびを上げ、両手を突き上げます。

ボールはなんと370ヤード先のグリーン右のラフに到達しました。

アメリカPGAツアーで優勝するだけでも大変なことですが、これだけのギャラリーや関係者の度肝を抜くプレーを魅せながらそれをやってのけるわけですからね。

デシャンボー選手がこれからどれだけの進化を遂げていくのか、1人のゴルフファンとしてワクワクが止まりませんね。


といったところでデシャンボーのパワーをうらやましく思いながら今回はこのへんで。

それでは、また!