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もーりー
開幕戦を制したのは地元沖縄出身の比嘉真美子!【ダイキンオーキッドレディス】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
今年もいよいよ開幕した日本女子ツアー。
開幕戦の『ダイキンオーキッドレディス』を制したのは地元沖縄出身の比嘉真美子選手でした。
宮里藍さん以来15年ぶりの沖縄県勢の優勝
今年も沖縄を舞台に開幕を迎えた日本女子ツアー。
開幕戦となった『ダイキンオーキッドレディス』を制したのは、地元沖縄出身の比嘉真美子選手でした。
沖縄県勢としては実に15年ぶり、しかもあの宮里藍さん以来ということで喜びもひとしおでしょう。
今大会の勝負の分かれ目は3日目でしたね。
この3日目は沖縄特有の風に雨も降るというコンディションのなか、比嘉選手はこの日全体で2人しかいなかったアンダーパーをマークして首位を独走。
3日目を終えて通算-9と、2位に7打差をつけました。
同じく雨風に見舞われた最終日は地元優勝のプレッシャーも加わりスコアを崩してしまいましたが、2位タイグループと2打差となって迎えた17番ミドルホール(パー4)。
この日一番のティーショットはフェアウェイど真ん中。
残り約90ヤードのセカンドショットをピンに絡めてのバーディー。
この日初めてのガッツポーズとともに優勝を手繰り寄せました。
持ち前の飛距離に方向性が加わった
これでツアー通算5勝目。
昨年は久しぶりの優勝に賞金ランキングも堂々の4位と、復活の狼煙を上げましたが、今年もその強さを初戦から見せつけてくれましたね。
比嘉選手の魅力は、昨年もドライビングディスタンス3位という飛距離のアドバンテージ。
ただ飛距離が出る分曲がり幅も大きいということで、長い間スランプに陥った時期もありました。
しかし昨年は懸案だった方向性も改善され、パーオン率は堂々の2位と、ツアー屈指のショットメーカーと呼ばれるようになりました。
飛んで曲がらないわけですから、ショットが噛み合ったときは正に鬼に金棒!
今大会でもアイアンショットをピンそばにつけて楽々バーディーという、ショット力でバーディーを取っていく場面が随所に見られました。
課題はパッティング
飛距離が出るうえにショットメーカーでもあり小技も上手い!
そんな比嘉選手の唯一の課題はパッティング。
今大会の最終日にスコアを崩したのもパッティングにあったのではないかと思います。
悪天候や優勝のプレッシャーがあったとは思いますが、ショートパットを外す場面が何度かありました。
昨年も1勝止まりだったのはパッティングの問題だと思います。
これから複数回優勝、賞金女王を目指していくうえでは、勝負どころで確実に決めていけるようにパッティングを強化できるかが課題ですね。
ただ裏を返せばパッティングさえ噛み合えば常に優勝を狙っていけるということ。
昨年は大相撲の勢関との婚約を発表してプライベートは順風満帆なだけに、今シーズンはツアーの頂点を目指して、公私ともに最高の1年にして欲しいですね。
今シーズンの比嘉真美子選手のさらなる活躍に期待しましょう!
優勝おめでとうございます!!