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しだしんご

スコアが崩壊しやすいパー3では「守り」が大切!

こんにちは♪

パー3のホールは、ピンが目の前に見えているせいか、なんとなくアマチュアゴルファーは「チャンスホール」ととらえていて、パーやバーディーを狙って、ピンを積極果敢に攻めている方が多いように思います。

しかし、そんな一見簡単そうに見えるパー3で、5打も6打も叩いたという経験はないでしょうか?

チャンスホールに見えるパー3こそ、「守り」が鉄則になってきます。

プロですら「何とかパーで上がりたい」パー3

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プロの世界でパー3は(ピン位置などにもよりますが)「何とかパーで上がりたいホール」として考えられています。

事実、日本のLPGAツアー選手のデータによると、パー3ホールでの平均スコアが2点台の選手は15人のみ。

その他の選手はすべて3点以上と、バーディよりもボギーの数が多くなっています(2018年10月21日現在)。

プロですらそのようなスコアアベレージなのですから、アマチュアであるわれわれは、心してパー3に臨まなければなりません。

むやみやたらとピンを狙ってはいけません

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パー3を目の前にすると、距離的にどうしてもパーやバーディを狙いたくなります。

もしあなたがいつもそうしてパー3でスコアを崩しているのなら、無理にピンを狙っていくのはやめたほうが無難でしょう。

ピンを直接狙うということは、構えは当然ピンの方向を向いているわけですから、「ストレートボール以外はすべてミスショット」という結果になってしまいます。

曲がれば曲がるほど、ボールはどんどんピンから離れていくことになります。

もしピンが右端に切ってあった場合にスライスボールを打ってしまった途端、ボールはグリーンよりも右に外れ、横のバンカーや最悪OBという結果にもなってしまいます。

この場合、どこにピンが切ってあっても「グリーンセンター狙い」が鉄則。

センターを狙えば、左右どちらに曲がっても、多少の曲がり幅であればグリーン内にはとどまります。

パーも十分狙えますし、最悪3パットしてもボギーでは上がれます。

しかし、コンペや仲間内で「ニアピンコンテスト」を行う場合は、ぜひピンを狙ってください!

そのほうが盛り上がりますし、やっぱりニアピンは取りたいですからね。

スコアはどうなるかわかりませんが・・・(笑)。

「安全地帯」と「危険地帯」を探しましょう!

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パー3ホールに立ったら、すぐにピン位置を見るのではなく、「安全地帯」と「危険地帯」を見つけるクセをつけましょう。

「危険地帯」とは、OBや池だけでなく、深いバンカー、急傾斜の谷など、そこに行ってしまったときに寄せることが困難になることが予測できる場所です。

反対に、それ以外のところ、すなわちグリーンを外しても寄せることがさほど難しくない平らな場所が「安全地帯」です。

そしてそれらを把握したら、「危険地帯」だけは避けるように構え、スイングします。

多少のミスショットをしても、「安全地帯」にとどまるようなところを狙ってショットをすることが大切になります。

クラブ選択は「ピンまでの距離」?

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クラブ選択にも注意が必要です。

狙いはグリーンセンターですから、クラブ選択もグリーンセンターまでの距離を基準にすべきです。

ピンまでの距離でクラブ選択をしてしまうと、成功したときのご褒美は大きいですが、芯を外した時の代償が大きくなってしまいます。

グリーンセンター狙いであれば、芯を外しても、反対に芯を食ってしまっても、グリーンにはとどまります。

「安全にグリーンセンターを狙ったら、ミスヒットしたけどピンに寄ってくれてバーディ取れちゃった♪ラッキー!」くらいの心構えが、パー3には必要なのかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね♪