ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第88話】フックライン?
木曜日のお楽しみゴルフマンの第88話です。
ラインを読むのって難しいですよね〜。
【第88話】フックライン?
キャディさんが付いてくれるラウンドでも、僕はあまりパッティングのラインを聞かないタイプなんです。
ラインを読むのも楽しみのひとつなので、自分で考えて自分で打つのが好きなんですな。
でもどうしても分からない時や、芝目のきついグリーンでどっちに曲がるか分からない時とかは聞くようにしています。
それでも最終判断は自分でするんですけどね。
たまに毎ホール必ずキャディさんに「フック? スライス? 上り? 下り?」って聞いてる人を見かけますが、自分で考えないのかな〜?って思っちゃいます。
だいたいそういう人に限ってカップインしなかった時に「曲がらねーじゃねーか!」とかキャディさんに怒るんですよね。
そもそも自分がちゃんと言われたとおりの方向に、いい転がりのパッティングができてるのか? って言いたくなります。
あとキャディさんにラインを聞いて「スライスですね」って言われて「えー曲がらないでしょ〜」とかいう人。
それなら最初から聞くなよって思っちゃう。
キャディさんにラインを聞いて自分の思っていたラインと違っていた時に、どっちを信じるかってのは難しいとこですよね。
仮にどっちを選んだとしても、もし打ってみて逆だったらけっこう後悔しそうだし。
なので、最初から自分の考えだけで打ったほうが、もし間違っていても納得できるんじゃないかと思うんですよ。
しかしね、グリーンのラインを読むのって本当に難しい。
特に最近のゴルフ場は大きくてうねっているグリーンが多いから、けっこう周りの景色とかに惑わされてどっちに曲がるんだか分からなくなる。
なるべくいろんな方向からグリーンを見てラインを読むんですが、見れば見るほど分からなくなったりね。
一番困るのはボールの後方から見たらフックなのに、反対側に回ってカップ後方から見たら逆に曲がるように見えるとき。
どっちを信じたらいいのかまったく分からなくなっちゃう。
ゴルフ雑誌とかには「最初に感じたラインに打ちなさい」的なことが書いてあることが多いですけどね。
悩んだまま打っちゃうとまず入らないので、どっちかに決めるようにしていますが、よくよく考えると最初に感じたラインが合ってることが多いような気がするので、雑誌に書いてあることも一理あるな〜と思ったり。
しかし我々アマチュアゴルファーは、いくら完璧にラインが読めたとしてもその通りに打てる確率がかなり低いので、まずは思ったラインに打ち出せる練習をしなきゃいけませんな。