ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第87話】フィッティング
木曜日のお楽しみゴルフマンの第87話です。
クラブフィッティングって大事ですよ~!
【第87話】フィッティング
最近はクラブを買うのにもフィッティングをしてから買うという人が増えてきました。
クラブメーカーさんも、そういう施設を増やしていますよね。
スイングってのは人それぞれですから、自分に合ったクラブを使うっていうのは本当に大事なことだと思います。
クラブメーカーが運営しているフィッティング施設ってのもありますが、だいたいはゴルフショップの試打ルームでのフィッティングをすることが多いですよね。
そのほうがいろんなメーカーのクラブやシャフトが試せるもんね。
最近はあまり行かなくなりましたが、僕も以前はよく大手ゴルフショップで試打をした時期がありました。
なんかね、ああいうところの試打ルームで打つと結果が良いのよ。
ドライバーはあまり曲がらないし、飛距離も自分の平均よりも10ヤード以上飛んでたり。
アイアンだってちょっと飛ぶし、なにより何発打ってもあまり変な当たりが出ない。
そのころはまだフィッティングというよりも、自分で好きなものを試打するって感じでしたが、なぜだか本当に結果が良い。
そうなってくると欲しくなってくるのが人間ってものです。
あまり買うつもりなく試打していたのに、結果が良いもんだからついつい買っちゃったり・・・ってなことが何度かありました。
しかも試打を担当してくれる店員さんがまた褒め方が上手いんだよね(笑)。
フィッティングもね、昔はロフトとかシャフトの硬さなんかを何種類か打ってみて良さそうなやつを選ぶみたいな感じでしたが、今はもっと複雑になっています。
シャフトも純正のもの以外にもカスタムで用意されているのが数多くあるので、それらを打ち比べるだけでもかなり大変。
しかも“カチャカチャ”でロフトが変えられたり、メーカーによってはヘッドに着いているウェイトを交換することで、ヘッド重量や重心距離を変えることができたりするもんだから、もう恐ろしいくらいのパターンがあるわけですよ。
もちろんそれを全部試すなんてのは無理な話だから、その中からスイングに合いそうなものを選んで試打するわけです。
それを選ぶのはフィッターさんの仕事なので、フィッターさんのスイングを見る目や商品知識、経験なんかがものを言ってくるわけですな。
なので、ちゃんとしたフィッターさんのいるお店でフィッティングしないと、結局はあまり合ってないクラブを買うことになっちゃうなんてことにもなりかねないからね。
ちゃんとフィッティングしたクラブってのは自信を持って使えるから、ぜひともやったほうがいいと思います。
ただ、ミスショットした時にクラブのせいにはできなくなりますけどね~。