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PAR RUSH 01
競技ゴルフで得るもの!〈第2章〉〜上達シリーズ第42回
第1章では、ゴルフは個人のゲームなので、競技ゴルフも個人で参加することで、見知らぬ人とプレーして様々な発見もあるということをお伝えしました。
今回の第2章では、競技ゴルフで得るものとして、「ゴルフ規則」を実戦で学ぶこと、そしてプラベートゴルフではほぼない「完全ホールアウト」についてお伝えします。
実戦で学ぶ「ゴルフ規則」は、とても参考になります!
競技ゴルフでは、同伴競技者の一人が、必ず自分のマーカーとして設定されます。
そして、プロの試合と違って、アマチュアの競技では競技委員などはいませんから、ゴルフ規則に従って対処しなければならない場合は、必ずマーカーに確認をすることが必要です。
ラウンド中には、様々な場面に遭遇します。
競技に出る場合にはゴルフ規則を熟読して理解しておくことが必要ですが、事前の「ゴルフ規則」の学習は机上のことですので、実際の場面で、躊躇なく規則に則ってその処置をすることはなかなか難しいことです。
様々な場面に遭遇します!
ところが、様々な競技ゴルフに出ている方は、素早く対処することができます。これは、とても勉強になります。
例えば、私のホームコースは、ベントと高麗の2グリーンですので、ボールがサブグリーンに乗ってしまうことがあります。
最近同組でラウンドした方は、とても慣れていて、その手際の良さに感心しました!
やはり、規則の文章を読んでいるだけではなく、実戦が重要だと実感しました。
完全ホールアウトする、パットの緊張感!
普段OKパットに慣れていると、完全ホールアウトというだけで、かなりのプレッシャーがかかります。
「50センチなんて、目を閉じても入るでしょう!」と思っているあなたは、30センチでも外す可能性大です!
いつものラウンドでは、30センチなどの短い距離をきちんと入れていないから、強さ加減が分からずにミスすることになります。
朝の練習グリーンで30~50センチをきちんと入れる練習が必要です。
プライベートゴルフでは、絶対に味わえないもの!
また、短い距離のOKが出ませんから、いつもならOKとなる短いパットも、カップインしなければなりません。
ファーストパットで短い距離が残った場合に、「お先に」と先にカップインする場合も、ちゃんと仕切り直しをして、きちんと構えることも重要です!
無造作にパットして、外したら悔いが残ります。常に、慎重にパットしましょう!
OKなしで完全ホールアウトだと、場合によっては4~5打は違うかもしれません!