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野村タケオ
ゴルフマン【第77話】何が得意?
木曜日のお楽しみゴルフマンの第77話です。
あなたはどんなショットが得意ですか?
目次
【第77話】何が得意?
ゴルフってのは本当に難しいスポーツで、そう簡単に上手くなるもんじゃないです。
ドライバーだけ飛べば良いスコアになるってもんでもないし、パットがいくら入ってもグリーンオンまでに5打も6打もかかってたんじゃこれまたスコアにはならない。
やっぱすべてのショットがバランスよく打てるようになるってのが一番いいんでしょうが、これが一番難しいんですよね。
しかしね、やっぱりカップに近づくに連れて精度が上がっていくとスコアってのは良くなります。
ドライバーなんてのは飛距離も方向性もそこそこのところに行っていればOKなんです。
極端な話、2打目がちゃんとグリーンを狙えるとろにボールがあるのであれば、飛距離なんて200ヤードもあれば十分です。
点数でいうと100点満点中60~70点くらいのショットが打てていれば良いんですよ。
パー4だとしたら、2打目は70~80点くらいのショットが打てればグリーンに乗らないまでも、グリーン周りまでは運べるわけですよ。
で、3打目が80点くらいのショットができれば、かなりパーの確率は増えるし、悪くてもボギーでは上がれるんです。
こういうふうに考えるとゴルフはそんなに難しくないように思えるんですが、なかなかそうは上手くいかないですよね。
だいたいアマチュアはカップに近づくに連れてどんどん確率が悪くなっていく。
とりあえずドライバーで100点に近いショットを打とうとして力んじゃうしね。
最初にも書いたようにすべてのショットのレベルが上がればどんどんスコアってのは良くなるもんですが、いくら練習したって上手くいくこともあれば、なかなか上手くいかないものもある。
なので、まずは得意な分野を作るのが一番の近道なのかもしれません。
それもドライバーとかよりも、アイアンとかアプローチとかパットとかが良いっすね。
たとえばグリーン周りからのアプローチが得意になって、寄せワンを取れる確率が上がればその分だけ確実にスコアは良くなります。
寄せワン率が上がると、その前のアイアンショットが「グリーンのあたりに行けばいいや」って感じで気楽に打てるようになるし、そうすればドライバーも気楽に打てるようになるという好循環になるわけ。
なので、なるべくカップに近いものをたくさん練習してみましょう。
パットなら家でも練習できるしね。
こんなふうに一度カップから逆算してゴルフを考えるとかなりマネジメントも変わってくるかもしれませんよ。
なんか今回は良い話書いちゃったな~(笑)。