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野村タケオ

ゴルフマン【第72話】左打ち

木曜日のお楽しみゴルフマンの第72話です。

どうしても左で打たなきゃならない時ってありますよね。

【第72話】左打ち

「これ左打ちじゃないと打てへんや~ん!」ってシチュエーションに遭遇することってありますよね。

池の縁にボールがぎりぎり止まってたり、木の根っこにボールがあったりとか。

そういう場合は仕方なく左打ちをしたりするわけですが、まあこれがなかなか上手く打てない。

下手すりゃ超ヘッドアップになっちゃって空振りすることだってある。

ま、普段そんな練習してないわけだから打てないのは当たり前ですが。

しかもね、ただでさえ右打ち用のクラブをフェースを縦に使って打つわけだから、ボールが当たる面が小さくなって当たる確率が小さくなるわけですよ。

ぼくはね、左打ちする時はもう割り切って5番アイアンとかロフトの立ったクラブを普通に構えて、クラブのバックフェースで打つことにしています。

そうすると当たる面積は小さくならなくて済むからね。

ただし、あまりキャビティの深いアイアンやバックフェースが複雑な形状のものだと、変なとこに飛んでいっちゃう可能性があるので難しいかもしれませんが。

マッスルバックとか、アイアン型ユーティリティとかだと理想ですね。

しかし左打ちする状況ってのは緊急事態なわけですから、飛ばすとか考えずに、まず確実に次のショットが打てるところに出すってのが重要なんですが、どうしてもちょっとでも飛ばしてグリーンに近づけたいって思っちゃうんだよね。

で、結局はカス当たりでチョロとかね・・・。

左打ちといえばレフティゴルファーの方ってのがいらっしゃるわけですが、お話を聞いてるとなかなか苦労されてることが多いようで。

まずクラブの選択肢が少ない。

使いたいクラブがあってもレフティ用がないモデルだと使えないし、中古ショップとかに行ってもあまり売ってないしね~。

練習場に行っても左打席ってのは少ないから、空いてないと待たされちゃう。

しかもだいたい端っこの方にあるしね。

レッスン書とかも右打ちの人用に書かれているから、全部逆に置き換えて考えないといけないしね。

たぶんレフティの方ってのは左利きの人が多いんでしょうが(ミケルソンのように特殊な場合もありますが)、そういうクラブの選択肢の問題とかで左利きだけど右打ちにしてる方も多いみたいっすね。

以前、後ろでラウンドしている組が4人ともレフティってことがあって、見ていてめっちゃ違和感がありましたね。

多分レフティ友の会みたいな感じなのかな?

全国組織のレフティの会みたいなのもあるみたいだし、やっぱレフティの方同士親近感が湧くんですかね。

打ち上げとかレフティあるあるで盛り上がるんだろうな〜(笑)。