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スクランブルを疑似体験!なんとハーフで○アンダーが出ちゃった!

来月、ゴルフ仲間と、とある競技に参加することになりました。チームスクランブル戦という4人1組の大会です。

大会のルール

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1チーム4人全員でショットを打ち、それぞれベストボールを採用していくルールです。

アマチュアの大会ではありますが、ベストボール採用ということもあり、過去の結果を見ても、60台のスコアがバンバン出ていますね。

ただ、ティーショットに限っては、1人4ホール以上の採用が必須となります。

つまり、メンバーの中に片手シングルクラスの超上級者がいたとしても、1人のボールが採用される最大数は6ホールとなります。

仮に4人のうちの1人が、当日めちゃくちゃ調子が悪かったとします。

1ホール目から純粋にベストボールだけを採用し続けると、その1人のティーショットは終盤まで採用されないことになってしまいます。

すると、15番から18番まで、OBだろうが、チョロだろうが、強制的にその1人のボールを選択せざるを得なくなってしまうのです。

そんな風にならないよう、序盤からどういう戦略で臨むのかが問われます。

参加メンバー

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以前も私の記事内でご紹介したことがありますが、参加メンバーはこの4人です。

4人とも大体、平均スコアは80台くらいで、70台もあれば、100叩くこともある、そんな感じのメンバーです。

Aさん(1歳上):
学生時代はバリバリの体育会系。スイングはパワフルだが、パットが課題でオリンピックではいつも1人負けしているイメージ。

Bさん(6歳上):
ゴルフは大人になってから。飛距離が課題で、アプローチ・パットが生命線。

Cさん(4歳上):
口撃力は最強で、ギャンブル好きの強心臓。とにかく口うるさくて、パターだけは異常に勝負強い。

私:
飛距離とショットのキレが生命線。スーパーショットもあれば、時としてとんでもないミスで大叩きすることもチラホラ・・・。

つい先日、この4名でラウンドをしていて、昼休憩中にこの大会の存在を知り、その場でスケジュールを確認し合ってエントリーしました。

この日はたまたまゴルフ場も空いていたので、マスター室に要望言ったら1.5R(追加ハーフ)のOKが出たので、最後のハーフはこのルールでやることにしました。

ハーフだけのシミュレーション

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ルールに準ずると、ハーフ9ホール中1人の恩恵を受けられるのは最大で3ホールまで。

残りの6ホールは3人のティーショットが2ホールずつ必ず採用しないといけません。

※当日は誰がどのような形で審査するんだろう・・・。

ショートホール(パー3)の2つは問答無用で一番近い人のボールを採用するとして、残りのロング(パー5)2つとミドル(パー4)の5つをどうするか事前に作戦を練りました。

まず、序盤は無条件でベストボールを選択するのではなく、できる限り4人満遍なく採用することを決めました。

2番目に良い場所の人のボールを積極的に採用し、ベストボールと比べて残り距離やライの条件にそこまで差がないなら、3番目も許容することにしました。

Aさんにはとにかくドライバーを振って距離を稼いでもらう。

BさんとCさんにはなんとかフェアウェイキープを期待。

私は得意クラブがスプーンで、一般アマのドライバー並の距離なので、基本的にティーショットはスプーンで打つ。

一旦はそういう役割にして、ラウンドが進む度に、臨機応変に対応していくことにしました。

結果は・・・

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セカンド以降は問答無用でベストボールを採用しますが、ここもピンを狙うのは2人だけで、残りの2人は安全策という布陣にしました。

グリーン上はさらに戦略が大事になります。

まずはいつも強気なCさんがプロラインで強めのタッチ。

いつもパットがショートしがちなAさんがアマラインで狙い、次のパットを上りに付ける役割。

2人のラインを参考に、私とBさんが入れに行くという布陣です。

ショートホールの1つでボギーを叩いてしまいましたが、ロングホールの2つとミドルホールの2つでバーディを取り、3アンダーという信じられない結果になりました。

4人が力を合わせたら、簡単にアンダー出せるんだって感じですね。

チーム戦ですし、他の人に迷惑を掛けられないという、いつもとは違う緊張感がありましたが、逆に「どうせ4人のうちの1人のボールしか採用されない」という妙な安心感もありました。

当日がどんな雰囲気になるのか分かりませんが、今から楽しみでしょうがないです。