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オリオット

ホールインワンの確率を上げるには!?

こんにちは~、オリオットです。

ゴルファーであれば、一生に一度ぐらいはホールインワンを体験してみたいですよね。

ただ、やろうと思ってもできるものでもありません。

しかし、その確率は上げることができます。今日は、その方法について考えてみましょう。

ホールインワンの確率とボールの転がりには密接な関係があります

絵のような場面で、Aさん、Bさん、Cさんに、たくさんボールを打ってもらったとします。

Aさんは高弾道で転がりは0.5メートル、Bさんは中弾道で転がりは1メートル、Cさんは低弾道で転がりは2メートルです。

ショットの精度は3人とも同じで、ピン中心から10メートル以内とします(上級者~アベレージゴルファーぐらいでしょうか?)。

そうすると、ホールインワンの確率は、円の面積、カップとボールの直径、ボールが転がる距離を使って、大まかに計算することができます。

以下は、その計算結果です。

ホールインワンの出る確率は、Cさんが一番高くなります

Aさんがホールインワンを出す確率は、6280ショットに1回、1ラウンドにパー3が4ホールあるとすれば、1570ラウンドに1回、週1回ラウンドしたとすると、約30年に1回の確率になります。

Bさんは、3140ショット(785ラウンド)に1回、15年に1回です。

一方、Cさんはどうかというと、1572ショット(393ラウンド)に1回、8年に1回の確率になります。

Cさんの確率が高くなる理由は、ボールの転がりが長いと、カップに届くショット数が増える(確率が上がる)ためです。

女子プロゴルファーのホールインワン確率は500ラウンドに1回ぐらいです

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JLPGAの記録によると、2000年から2017年の18年間に、平均14回/年のホールインワンが出ています。

これは、2000ショットに1回(500ラウンドに1回)ぐらいのホールインワン確率になると思います。

個別に見てみると、例えば、上原彩子プロは2007年から2011年の5年間に4回、若林舞衣子プロは2012年から2017年の6年間に4回、キム・ハヌルに至っては2016年の1年間だけで3回もホールインワンを達成しています。

ホールインワンの確率を上げるポイントは、ベタピン狙いでボールを止めようとしないことです

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ホールインワンが出やすい状況を考察してみましょう。

1.天候は?
→乾燥した日でグリーンが乾きランが出やすい、フォローの風が吹いている

2.グリーンは?
→高速グリーン、ピン配置は手前よりは奥目、ピンに向かって下りライン

3.打ち方は?
→ディスタンス系(スピン少なめ)のボールを使い、弾道を低めにし(例えば、8番→7番など)、ピン手前にボールを落として転がす

とにかく、ボールをグリーン上で転がすと、カップインするチャンスが増えるわけです。

この考え方は、アプローチショットでも同じです。

ボールを上げてピンデッドで狙うより、転がすほうが直接カップインする確率が高くなります。

プロは、強烈なバックスピンをかける時がありますが、ベタピン狙いより、ショットのブレを考慮すると、バックスピンをかけずに転がすほうが、直接カップインする確率が高まります。

“犬も歩けば棒に当たる”の諺(ことわざ)ではありませんが、“ボールも転がればピンに当たる(カップに入る)”なのです。

ゴルフ中継で、どんな選手がどんな弾道で打ち、グリーン上でどんなバウンドと転がりをするか観察すると、ゴルフ中継にも違った面白みが見つかるでしょう。

いかがでしょうか、少しはホールインワンが現実味を帯びてきませんか?

最後に、ホールインワンを達成すると、お祝いなどで出費がかさむかもしれないので、ゴルフ保険には加入しておきましょう!!

ホールインワンのお祝いや保険等については、以下の投稿記事に紹介されていますので、参考にしてみてください。

それでは、また……。