ライフスタイル
飛太郎
QOLシリーズ6【姿勢にまつわるetc…】編
こんにちは! 飛太郎です。
皆さん、日常生活で「姿勢」って気にされていますか?
ヒザ、腰、背中、首などの痛み・・・もしかしたらそれ、普段の姿勢から身体に「歪み」が生じているのが原因かも知れません。
特にゴルフは、左右非対称の動きをするスポーツ。
そこでも知らず知らずの内に、身体に歪みが生じているケースが多いんですって。
日常生活でもゴルフでも歪みを減らし、上手くケアして心身のバランスを整えていきましょう!
小さな習慣の積み重ねが及ぼす、身体への影響
最近、歯医者さんに通った際に「歯列矯正」のポスターを見て、ふとこの記事を書こうと思い立ちました。
僕らの身体は、とてもよくできています。
あらゆる変化に対応し、適応してくれる上に、新陳代謝を繰り返しながら成長もしてくれます。
ただその反面、「良い事にも、悪い事にも」実に素直に従う性質を持っています。
例えば、たった一度の大きな力に対して人体は「元に戻ろう、抵抗しよう」と働く訳ですが、逆に例え小さなものであっても継続的に掛かり続ける力に対しては、「順応しよう」とシフトし始めます。
上記した「歯列矯正」は、その性質を上手く活かした歯の矯正方法な訳です。
しかしこれは、何も歯にだけ言える事ではありません。
主題の「姿勢」も同じ。
日常で繰り返される習慣の積み重ねによって、良くも悪くも人体の「適応能力」に則(のっと)って形成されるのが姿勢と言えます。
ほとんどのケースが、無意識下に営まれる習慣的行動なだけに、その影響は並々ならぬもの。
それに気付くのは、ほとんどが痛みや不具合が発生した時・・・とこうなる訳です。
痛みの元は、そこにあらず! 根本を改善しよう。
ヒザが痛い、腰が痛い・・・日常的に多くの人が、さまざまな痛みと付き合いながら生きています。
そして、ヒザが痛いならヒザにのみフォーカスし、シップを貼ったり塗り薬を塗ったりして、いわゆる対症療法で乗り切りがち。
ですが、ちょっと待ってください。
その痛みの原因は、どこにあるのでしょう?
例えばヒザが痛むとすれば、確かにヒザに何らかの炎症や損傷が起きている可能性があります。
しかし、その原因となるものがご自分でもよく分からない、というケースがとても多いのです。
重いものを持ったり、長く歩いたりした訳でもなく、特に体重が増えたという訳でもないのだとしたら、それは「姿勢」に原因が潜んでいる可能性が高いです。
決して侮るなかれ、です。
長年の姿勢=生活習慣 と言ってもいいでしょう。
それゆえ、その間に蓄積したダメージは計り知れないものがあります。
加えて、上記した対症療法だけでは根本の解決にならないため、何度も同じ痛みがぶり返し、場合によっては重症化するケースもあります。
どうすれば良いのでしょう?
身体はリンクしている! 意外な原因を突き止めて、解決の糸口見つけましょう。
しつこい痛み、治ったと思ったらまた繰り返す痛み・・・。
それらに対しては、もちろん、整形外科でMRIやレントゲンを撮ってもらう事も重要ではありますが、他の部位を疑う必要もあるという事を記憶していただきたいのです。
日々の姿勢が、患部以外に歪みを生じさせ、それが痛みの元になっている可能性があるからです。
例えば、整形外科医の先生は「ゴルファーは見ればすぐ分かる」とおっしゃいます。
理由を聞いてみると、右利きの人では、やや右肩が下がっているからだそうです。
確かに、番手が長くなればなるほど、右肩を下げてアドレスする傾向にありますから、長くゴルフを続けている人、特有の傾き・歪みと言われると納得です。
ただそれが悪くすると、頸椎・脊椎・骨盤などにも歪みが波及し、それらの歪みが元でヒザや足首などに偏った負荷が掛かり、炎症につながる・・・と。
まさにこれも、姿勢が影響したものと言えますね。
ですから、練習前後にストレッチをする、時には左右逆のスイングをして負荷の偏りや歪みを抑えるなど、ケアが必要なんですね。
現代社会は、革靴やヒールなどで足を不自然な形で圧迫した状態で活動する機会も多いため、ゴルファーに限らず一日のどこかで姿勢をリセットしてあげる事が必須だと、僕は考えています。
専門家に骨盤や背骨の矯正を依頼するのも、一つの手段かも知れません。
人生もゴルフも、長く楽しみたいからこそ、キチンと丁寧にそういった姿勢にも向き合っていきたいものですね。
それではまた! 飛太郎でした。