ゴルフマン【第39話】シューってやるやつ

木曜日のお楽しみゴルフマンの39話です。

ゴルフ場にはいろいろと便利なものがありますな〜。

【第39話】シューってやるやつ

ゴルフ場でしか見かけないものってのがあります。

ラウンド終わりにシューズの裏とか、体についた芝カスや土なんかをシューって飛ばすやつもゴルフ場以外ではほとんど見かけないものですよね。

あれを考えた人は偉いな〜と使いながらいつも思うわけです。

シューってやればスパイクに絡みついた芝や土もけっこう簡単に取れるし、キレイになればクラブハウスは汚れないし、次のラウンドの時も気持ちよくシューズが履けるってもんです。

あのシューってやつ（名前分からん）は靴だけじゃなく、他にも役に立ちます。

雨ラウンドの後に、レインウェアに付いた雨粒を飛ばすのにも最適なんですな。

撥水効果の弱くなったレインウェアじゃダメですが、まだまだ撥水効果抜群で雨が粒になってるような状態だと、シューってやればもう乾燥室に入れなくてもいいんじゃない？　ってくらい水分が飛ばせます。

ちょっと行儀悪いですが、暑い夏のラウンドの後には靴の脇からシューッと靴の中の蒸れた空気を循環させてやるとめっちゃ気持ちいいです。

シューってやるやつの近くには、昔であればシューズの表面をみがく大きな回転式のブラシが付いた靴磨き器みたいなやつがありました。

最近の若い人は知らないでしょうが、今でも古いコースなんかにはちょこっと残ってたりしますね。

白い靴用と黒い靴用があって、足を置くところにもレールみたいなのがあって、スパイクの泥も同時に取れたりして。

ま、あれは今のようなソフトスパイクではなく、金属のスパイクの頃のものですね。

シューってやるとこには必ず靴をキレイにするブラシと、拭き取り用の雑巾が置いてあります。

ラウンド後にあれでキレイにしておくと靴の持ちも良くなるし、キレイな靴を履いているとカッコ良く見えるので必ず磨きましょう。

「オシャレは足元から」なんて言葉もあるように、靴が汚いとせっかくのオシャレが台無しですからね。

僕のホームコースには靴を磨くところに「洗剤革命」という洗剤がスプレー式の容器に入れて置いてあります。

もうこれがね本当に「革命やー！」って言うくらい汚れが落ちる。

シューズって曲がる部分にシワができて、そこに汚れが溜まってなかなか落ちにくかったりするんですが、この「洗剤革命」をシューってしてからブラシでゴシゴシすると、そんな汚れもキレイに落ちて本当にピカピカになります。

白いシューズは本当に真っ白になるもんね。

今ではホームコース以外に行くと「洗剤革命」がないのでめっちゃ物足りない・・・。

全国のゴルフ場さん、どうか「洗剤革命」を置いてください。