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野村タケオ

ゴルフマン【第29話】林からの脱出!

木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第29話です!

林に打ち込んだら、安全第一ですよ〜。

林からの脱出!

ゴルファーなら誰しもショットを曲げて林に打ち込んだことがあるでしょう。

木が少なかったり、すぐ脱出できるような場所にあった時はラッキーですが、林の奥の方に行ってしまった時にはなかなか難しいもんです。

木と木の間を通してフェアウェイに戻したいと思うんだけど、残念ながら僕たちアマチュアはなかなかそんなコントロールショットはできません。

しかし、アマチュアはそれでも脱出できると思って、せま〜い隙間を狙っちゃうもんなんですよね〜。

しかも真横とかに出すならまあまあ広めの隙間があるのに、なるべくグリーンに近い方のさらに狭い隙間を狙っちゃう。

他人がそんなことをやってるのを見てると「そんな隙間通せるわけないだろ〜、無謀だな〜」なんて冷静に見ているんですが、いざ自分の立場になると1メートルもないような隙間を狙っちゃうんですよね〜。

またそれが数回に1回くらい成功しちゃうから味をしめちゃって、また林に入った時には狙っちゃうんです。

あーもう俺のバカ!

きれいに脱出できて同伴者から「ナイスアウト!」とか言われても、実は自分の狙った隙間じゃなくて、その隣のもっと狭い隙間を通って脱出できちゃったりってときもある。

結果オーライってやつですな。

ま、もちろん「どもっ!」とか言って、さも狙い通りに脱出しました! みたいな顔しますけどね〜。

でもね、林の中からのショットは危険なので本当に注意が必要ですよ〜。

ボールの下に木の根っこがあったりしたらクラブ曲がっちゃったり、手首痛めたりするしね。

木に当たった球が跳ね返ってきて体に当たることだってあるし。

ボクは林から脱出しようと思って打った球が5メートルくらい前の木に当たって、まともに自分の方に跳ね返ってきて側頭部を直撃したことがあります。

帽子をかぶってて、耳の上くらいの布が二重になってる部分に当たったのでケガがなくてよかったですが・・・。

見ていた同伴者が慌てて飛んできましたが、ちょっと恥ずかしかったので「全然大丈夫っす〜」って言いながら、冷静を装ってもう1回打ったけどね。

実はちょっと痛かったのよ・・・。

みなさんも林に入った時には安全第一で、なるべく脱出しやすいほうに打ちましょうね。

たとえそれがちょっとピンから遠ざかる方向だったとしても、結局はそのほうがスコアが良かったりなんてことのほうが多いからね。

ま、林に入れないのが一番ですけどね〜。