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競技ゴルフのススメ 第3話 『競技ゴルフ入門者向け!?インターネットゴルフメディアサイトの競技会』
競技ゴルフに関する記事の第3話です。
今回から数回にかけて、アマチュア競技会ごとに具体的な実態をお伝えしていきます。
その初回である今回は、インターネットゴルフメディアサイトが主催するアマチュア競技会についてご紹介します。
インターネットゴルフメディアサイトとは?
こちらのGridgeのサイトもインターネットゴルフメディアサイトの1つと言えますね。
Gridgeでは今のところアマチュア競技会を主催したり協賛したりしていませんが。
名前は伏せますが、以下のような会社さんが運営しているインターネットゴルフメディアサイトが、アマチュア競技会を主催または協賛しています。
・ゴルフ雑誌(週刊誌・月刊誌など)を発行している会社さん(そのインターネット事業部門(グループ会社))
・インターネットショップ(ショッピングモール)を運営されている会社さん(そのゴルフ場予約を中心としたゴルフ事業部門(グループ会社))
・中古ゴルフクラブ売買を全国チェーンで展開し、インターネット販売も手掛けている会社さん
などなど
競技ゴルフ入門者にとって嬉しい競技会
ゴルフのアマチュア競技会はたくさんあるのですが、インターネットゴルフメディアサイトが主催や協賛するアマチュア競技会は、「競技ゴルフ入門者向けの競技会」と言えそうです。
以下のような、これから競技ゴルフを始めようという競技ゴルフ入門者にとって、「渡りに船」とも感じられるような「ナイスで嬉しい特徴」がたくさんあります。
(1)「ストロークプレー個人戦」はもちろん、「ホールベストの団体(チーム)戦」「ベストボールの団体(チーム)戦」などの多様な競技形式の競技会がある
(2)目安のスコアやハンデという腕前のレベルに応じたクラス分けがされている
(3)1日間18ホールの競技で終わりではなく、予選・決勝・全国決勝と大会として先につながっている
(4)自分では予約も難しくて滅多にラウンドできない名門コースが競技会場になっている時もある
(5)インターネットを利用して手軽に参加登録ができる
(6)必要な競技参加費は、参加する1つの競技会(1ラウンド)の分の費用のみである
(7)平日開催の競技会も土日祝日開催の競技会がある
(8)プレー代金も若干の団体割引料金になっている
(9)距離計測器の使用が認められる競技会も多い
(10)OBの時の特設ティー使用といった一般営業時と同じ救済ルールも、比較的多めに採用される
(11)競技会の結果(成績表)がインターネットで速やかに公開される
参加する競技会を決める時には
参加する競技会を決める時には、候補と考えている競技会に関して、上記の11個の項目を確認して比較してみると良いでしょう。
競技会ごと、主催のメディアサイトごとに多少の違いがあり、それぞれの独自色が見えてくると思います。
その中でも、(11)の項目は要注意です。「過去の同じ競技会(同じ競技形式・同じクラス)の結果(成績表)」を事前に確認しましょう。
主催者は“腕前が下手なゴルファー向け”としているクラスのはずなのに、実際は“腕前が上手なゴルファー”が結構な数で参加してしまっているケースも多いのです。
ゴルフはマナーを重視しているスポーツですから「腕前のレベルが高いのに、すごく謙遜していて、自分を過剰に低く評価している人」もたくさんいます。
一方で、「どうせ参加するなら、上位入賞できそうな競技会に参加したい」と考える人もたくさんいます。
上位入賞者にメディアサイトが発行するクーポン券が授与されたりするのも、その一因と噂されています。
アマチュア競技会なのですから、本来、賞金はもちろん賞品はないのですが、アマチュア規定の範囲内でという事です。
おわりに
筆者は、7年間ほど、とある1つのインターネットゴルフメディアサイトのアマチュア競技会に参加し続けていました。
あまり自覚をしてませんでしたが、ふと気が付けば「かなりのベテラン競技ゴルファー」へと成長していたようです。
なので、競技ゴルフ入門者向けと感じられ、実際に「あまり競技ゴルフに慣れていないゴルファー」が多く参加しているインターネットゴルフメディアサイトの競技会は「卒業」する(今後は参加しない)事に決めました。
珍しい考え方なのかもしれませんが、「ゴルフの腕前(ハンデキャップなどのグロススコアの良い悪い)」と「競技ゴルファーとしての習熟度(競技ゴルフの経験量)」は「完全に別物」なのだと思っています。
筆者のゴルフの腕前は「いわゆるテンカス(※ハンディキャップ10前後という意味)」というレベルで、さほど上手くないんです。
インターネットゴルフメディアサイトの競技会での戦績も、腕前が一番下のクラスの個人ストローク戦に参加して、数回程度は予選を通過し、決勝ラウンドや全国決勝ラウンドに進んだだけです。
結局、表彰台に登ることは叶いませんでした。
この戦績からすると、世間からは「卒業ではなく中退」と見られてしまうのかもしれませんね。