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ゴルフにトレーニングははたして必要か?そのメリットを考える

ゴルフはジャンプもしませんし、走ることもあまりしません。

ただ自分のボールをカップへ向けて打つのみ、そんなスポーツの中でもちょっと特殊なゴルフという競技。

このゴルフには、賛否は分かれますがトレーニングは必要なのでしょうか。

筋骨隆々の男もいれば、ビール腹のぽっちゃり体型の男もいる、プロゴルファーでさえ実に様々な方がいます。

ゴルフにトレーニングは必要なのか? 考察してみたいと思います。

ゴルフとトレーニングの関係は……?

タイガー・ウッズやビジェイ・シンがプロゴルファーにトレーニングという概念を持ち込んだ先駆者とされる説が根付いています。

ゴルフの動作といえば、ゴルフクラブをスイングする、この1点に限られます(もちろん歩いたりもしますが)。

トレーニングをすることによって現れる効果は

・スイングスピードの向上
・筋力の向上により重いクラブを扱える

このふたつの効果があるでしょう(間接的ですが、持久力の向上にも効果はあるでしょう)。

また下半身の体重移動や、地面を踏ん張る力が向上することによって、安定とパワーを生み出すことにもつながってきそうです。

ゴルフはトレーニングしなくてもいいのか?

正直なところ、ぽっこり出たお腹など、およそプロスポーツ選手とは程遠い体型をしたプロゴルファーは存在します。

先ほどトレーニングで効果が現れてくるメリットを記載しましたが、いずれも飛距離に関係する部分でした。

副次的には、ショットの正確性や距離感なんていうものも、筋力トレーニングで向上するかもしれませんが、飛距離ほどその効果は見えやすいものではないでしょう。

またゴルフはカップインまでの打数が少ないほうが勝つわけです。

それを考えれば必ずしもトレーニングは必要ないのかもしれませんね。

トレーニングをして飛距離が伸びると……

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トレーニングをすることで飛距離が伸びる効果が期待できます。

飛距離が伸びるだけではゴルフのスコアが上がるわけではありませんが、戦略を考える上で有利になることもあります。

しっかり当てないとクリーク(小川)につかまってしまう距離だったのが、多少当たりが薄くてもクリークは超えられるようになった。

220ヤードの距離を打ちたい場合ドライバーだったのが、ミスが少ない3番ウッドが選択できるようになった。

など、トレーニング前よりもリスクを抑えたショットが選択できる余地があります。

また、持久力がつくことによって、ラウンド後半でも安定したパフォーマンスを発揮できるようになるかもしれません。

トレーニングをしておいても損はない?

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今までRシャフトを使っていた力のない男性が、トレーニング効果でSが扱えるようになったり、同じクラブでも飛距離が出るようになったり。

トレーニングの効果は飛距離が伸びることにつながるのですが、飛距離が伸びて困ること、デメリットは見当たりません。

ということは、トレーニングをすることでメリットはあれど、デメリットはないということになりますね。

ならば少しでも飛距離が出るなら、トレーニングをするに越したことはありません。

「腕が太くなると腕の可動域が狭くなる!」という方もいらっしゃいます。

が、そこまで太くするには食事やトレーニングについてしっかり管理しなければ丸太のような腕にはなりません。

一般人がジムなどに通っても、メリットだけを享受できる可能性が高いんです。

ゴルフにトレーニングは必要か? という質問には

「必要じゃないかもしれないけれど、やっておいても損はない」

という結論になってくるんですね。

ご自身のゴルフスタイルとの兼ね合いもありますが、もっと自分のゴルフを向上させたいという方はトレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。