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GREEN MAN
5試合目で日本ツアー初優勝!韓国の新スターは、がんを克服した25歳!
今年から日本ツアーに参戦している韓国出身の25歳、イ・ミニョン。
4月1週の「ヤマハレディース」で早くも日本ツアー初優勝を飾った逸材だが、彼女はある病を克服した不屈のゴルファーだった。
わずか日本ツアー参戦5戦目での初優勝!
昨年の最終予選会(QT)を4位で通過して、今年から日本女子ツアーに参戦しているイ・ミニョン。
25歳にして、韓国ツアーではすでに4勝を挙げている実力者で、今年も開幕前から多くのメディア関係者が注目していた。
そして2017年がはじまると、3戦目の「Tポイントレディス」で8位タイ、4戦目の「アクサレディス」で6位タイと調子を挙げて、5戦目の「ヤマハレディス」で優勝!
まだ序盤戦だが、今年の賞金女王候補へと名乗りを挙げた。
2年前に腎臓ガンが発覚!治療から1ヶ月で復帰戦へ!
韓国で、順調なプロキャリアを歩んでいた彼女だったが、2015年に欧州ツアー遠征先で腹痛に襲われる。
診断の結果は、「腎臓ガン」だった。
そこから、治療に専念することになったが、なんと1ヶ月後には試合に復帰。
さらに昨年は、韓国ツアーで優勝する復活劇を見せたのだ。
※画像は、復活優勝を遂げた2016年7月の韓国ツアー「クムホタイヤ女子オープン」。
弱点がない!オールラウンダータイプで賞金女王を狙う!
5試合目の「ヤマハレディス」を終えて、賞金ランキングでもトップ5に入ってきたイ・ミニョンは、今年の賞金女王候補の呼び声が高い。
その理由は、彼女がオールラウンダータイプの選手で弱点がないことだ。
今年の日本ツアーの部門別データを見ても、平均飛距離が15位、パーオン率が16位、平均パット数が19位、バーディ数10位と、どれも平均以上で総合力が高い。
それは順位にもあらわれていて、今年は5試合中3試合でトップ10。
新しい女王候補の活躍に注目だ。