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プレイや練習後に行う『アイシング』の正しいやり方と重要性

コースや練習の後にクラブのお手入れをしている方はいると思いますが、自分のメンテナンスをしている人はそこまでいないはず。

皆様は「アイシング」という名称をご存知でしょうか。アイシングをすることで、筋肉の疲労を抑えてくれる効果があります。

今回は、そんなアイシングについて、準備やポイントをご紹介したいと思います

正しいアイシングのやり方とは?

まず始めに、正しいアイシングとはなんでしょうか。

アイシングとは、大別すると3つの意味を持っています。

1つ目に、怪我をした際の応急処置という意味。
2つ目に、体温上昇を抑えるという意味。
3つ目に、クールダウンとしての手段という意味になります。

ゴルフや野球などのスポーツをやる方にとって重要なのは、3つ目のクールダウンとして用いられるアイシングとなります。

アイシングをする事により、張りや痛みを抑える効果があると共に、炎症や筋肉疲労を取り除く効果が見込めるのです。

正しいアイシングのやり方:準備編

正しいアイシングを行うために、何を準備して良いか分からない、という方もいらっしゃると思います。

そこで、今回はアイシングのために用意する物をご紹介致します。

アイシング用品として一般的に利用されるのは、氷嚢やコールドスプレー、アイスタオルだと思います。

市販の氷嚢を購入しても良いですが、ビニール袋などで代用も可能です。また、大小様々な形の氷をいれる事により、高い冷却効果を得られます。

また、コールドスプレーは表層部を冷やし、痛みを麻痺させる事は出来ますが、深部まで冷やすには不向きの物になります。
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正しいアイシングのやり方:ポイント編

正しいアイシングには、タイミングとポイントがあります。

怪我を治すためのアイシングであれば、15分を目安に炎症部に氷嚢などを押し当てます。
その後、炎症部が再び熱を帯びてくる様であれば、もう一度15分程度のアイシングを行います。
以降、これを繰り返します。

疲労回復を目的としたアイシングの場合は、脚部なら太ももやふくらはぎに氷嚢を当てると良いでしょう。
腕の場合は疲労を感じる部分に押し当てるのが効果的です。

アイシングのポイントは、炎症を起こしている患部に、正しく氷嚢などを当てないと意味がないという事です。的確なアイシングを心がけましょう。

正しいアイシングのやり方:まとめ

いかがだったでしょうか。

アイシングという言葉は耳にしていても、正しいやり方を初めて知った、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者自身、アイシングの効果と意味ぐらいは分かっていましたが、正しいやり方については初耳でした。

アイシングで最も効果を発揮していると自覚できるタイミングは、毎日の練習を無理なく行い、怪我などに悩まされない瞬間だと思います。

怪我で重要なシーンを逃すのはもったいない事だと思うので、しっかりと体の管理をしてほしいと思います。

また、スポーツにおいて、アイシングというのは非常に重要な技術ですので、練習後には必ず行うようにして、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるようにして頂きたいと思います。

そのためにも、痛みなどが出てきたときは、無理をして練習するのではなく、しっかり休みを取り、アイシングに時間をかけてみてください。