Gride

gettyimages/1132885567
getty

ライフスタイル

亜月

ゴルフ初心者は何を使う?カラーボールのメリットとデメリットは?

ゴルフを始めていざラウンドデビューとなった時、練習場で使っているゴルフクラブやシューズ、グローブのほかに、買い揃えるものがいくつもあります。

その中で絶対に欠かせないものが、「ゴルフボール」ですよね。

昔からゴルフボールのイメージは白、とも言えるくらいの定番ですが、せっかくならカラーボールも使ってみたい。そう思った方、カラーボールについてのメリットやデメリットを見ていきましょう。

カラーボールとは?

getty

カラーボールとは、その名の通り、白色以外の、「色がついたボール」のことです。

黄色やオレンジ色などの、暖色系のボールが人気で、ゴルフ場でも使っている人をたびたび見かけると思います。

例えば同じ黄色でも、発売しているメーカーにより、蛍光や、マット加工されたものも広まっており、ボールで個性が発揮できることも特徴です。

ゴルフの楽しみ方のひとつとして、ウェアやキャディバッグにもこだわりを持つ人もたくさんいますが、頭から足先、さらにはボールの色まで揃えて、トータルコーディネートでキメる人も増えています。

カラーボールは、本人はもちろん、周りの人の目も楽しませてくれるアイテムです。

カラーボールを使うメリット

getty

カラーボールの一番のメリットは、ボールの区別がつきやすく、「自分のボールが一目でわかる」という点です。

ゴルフボールの定番と言えば「白」と挙げる人も多いと思いますが、確かに白のボールを使っている人は多いです。

しかし、ボールがどこに飛んでいくか不安のあるゴルフ初心者にとっては、カラーボールを使用することで、遠くからでも一目で自分のボールが判別でき、そこに向かって歩を進めることができるようになります。

大体のボールの位置がわかれば、持っていくゴルフクラブも選択できますので、余分なクラブを持っていくことも少なくなります。

カラーボールを使うデメリット

getty

カラーボールを使うデメリットとして挙げられるのは、カラーボールを扱うメーカーが少ない、という点です。

ボールのメーカーをこれと決めている人で、カラーボールを使いたいという人でも、そのメーカーがカラーボールを販売していなければ、違うボールを使わざるを得ないことになります。

しかし、少ないと言っても、以前と比べて増えてきてはいます。

大手ボールメーカーのスリクソンやブリヂストンなども、様々なカラーボールを販売しています。

自分の使用ボールによってはこのデメリットは関係がないという人も多いでしょう。

また、色によって、見にくい色があるという点もデメリットとなり得ます。

下記で、色ごとの特徴を見ていきましょう。

黄色のカラーボール

getty

カラーボールの中でも、白いボールの次に使っている人が多いのが、この黄色のカラーボールではないでしょうか。

黄色は、季節を問わず、見やすいようにバランスが取れているカラーです。

ボールを打って、飛んでいく弾道や、落ちどころまでしっかりと目で確認することができます。

フェアウェイ上では白と同等に見つけやすいため、いち早く自分のボールの位置を確認することが可能です。

しかし、ボールがラフに入ってしまうと、芝の長さにより、隠れて見えなくなってしまうことも。

秋に色づいた落ち葉が多いコースでも、それらと同化してしまい見つけづらいという声もありますので、季節により使い分けたほうがいいかもしれません。

赤色のカラーボール

getty

最近見かけるようになった、赤色のカラーボール。

鮮やかな赤にテンションが上がる人もいると思いますが、実はこの赤色、カラーボールの中でも見づらい色に分類されてしまいます。

ゴルフはボールを飛ばしてスコアをつけていくゲームになりますので、当然のことながら、ショットされたボールは高速で移動することになります。

赤色のボールは高速で移動するとかなり目でとらえづらく、また、白色よりも明度が低いので、芝が短く刈ってあるグリーン上やフェアウェイ上ならともかく、日陰などに入るとその見づらさはより増してしまいます。

最近では明度をカバーするために、蛍光の赤というものも出ていますので、どうしても赤という方は、そちらを使ってみるのも良いでしょう。

オレンジ色のカラーボール

getty

それでは、オレンジ色のカラーボールはどうでしょうか?

はっきりと見えて元気な印象が強いオレンジ色。ボールにおいても、存在感が強く、ショットをする時も安心感がある、という意見を持つ人もいるようです。

しかしその反面、はっきりと見え過ぎるが故に目が疲れてしまったり、無意識に力が入り、ボールを叩きにいきたくなる可能性が出てしまうというデメリットも挙げられます。

オレンジ色も黄色と同じく、落ち葉がラフを埋め尽くすような時期になると、溶け込んでしまい見つけづらくなってしまう恐れがありますので、気を付けましょう。

他にもいろいろなカラーボールが

getty

上記で挙げた色の他にも、グリーンやブラック、女性に好まれるピンクなど、様々な色が販売されています。

かわいくても見づらい色ですとプレーにも支障をきたす可能性もありますし、同伴者の方にも迷惑をかけかねません。

使いたい色も一色だけではなく、蛍光カラーやマット加工などがされているものもありますので、どういったものが使いやすく見やすいかを考えながら、ボールの色選びを楽しんでくださいね!