ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第165話】影
金曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第165話です!
ゴルフにはいろいろとマナーがありますな~。
目次
【第165話】影
ゴルフってのはマナーの大切なスポーツです。
僕がゴルフを始めた二十数年前は先輩に叱られながらマナーを叩き込まれたもんです。
ショットを打つ時に正面とか真後ろに立つなとか、音を立てるなとかいろいろ言われました。
グリーン上ではボールマークを直せとか、ラインを踏むなとかね。
ゴルフってそういうもんなんだと若い頃の僕は思ったわけですが、最近の若い人はあまり口うるさく言うと「ゴルフって面倒〜」みたいになっちゃってやめちゃうみたいですね。
注意するほうの先輩もパワハラとか言われても困るしね。
若い人にゴルフをやってもらわないとこれからのゴルフ界は大変だから、なかなか難しい問題です。
でもルール変更の影響で昔とはマナーもちょっと変わってきていますよね。
たとえばグリーン上でピンを抜かなくてもよくなったおかげで、抜いたピンはグリーンの外にそっと置きましょうってのはもうほとんど必要がないわけです。
たまにグリーン上にバタン! とピンを倒す人がいたりしましたが、もうそれを見てイライラすることもない。
抜いたピンは若い人が持ちましょう的なものも必要ないしね。
マナーと言えば、早朝や夕方の太陽が低いときには影が長くなるので、ちょっと注意が必要ですよね。
ショットやパットをする人の真後ろとかには立っていなくても、影がボールのあたりにかかったりしてしまうことがあります。
パットだとライン上に影がかかったりとか。
ピンの影がちょうどライン上に来ている時も気になるよね。
風でピンが揺れるとかなり気になる。
ピンを抜いちゃえばいいんですけど、最近は抜くのが面倒だしそのまま打っちゃいます。
もうね、ピンがないと目標が定められなくて、上手くパットできないような気がするんですよね。
慣れって恐ろしいね。
そういえばピンを抜かなくても良いルールになって1年以上になるからか、さすがにもうピンを抜いてパットする人ってアマチュアではほとんど見なくなりました。
ピンを抜かなくなってから、実はちょっと便利になったな〜と思うことがあるんです。
それはピンがずっとあることで、前の組がグリーンでプレーしていてもピンまでの距離をレーザー計測器で測れること。
これね、地味にありがたいし、プレー時間の短縮にもなる。
前の組がピン抜いてたりすると「チッ!」って思っちゃうもん。
なので、後ろの組の計測のためにピンは抜かないってのを新しいマナーにしてくれないかな。