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おっ3
サングラスをかけるとミスが増える?その理由と対策は?
『サングラスをかけるとダフる!』
これは『おっ3』だけに起こることかと思っていました。しかし、先日懇意にしている某レッスンプロも同様のことをSNSに投稿していました。
眼の保護のためには、サングラスは必要と思います。でも、それが原因でミスショットしては……。
なぜサングラスをかけるとミスショットしてしまうのか? その原因と対処法を探ります。
プロの投稿!
プロの投稿は、こんな感じでした。
「サングラスすると必ずダフる。以前からそうなのよねぇ〜」
因みにプロは、『おっ3』と同い年の男性です。
『おっ3』は、「プロでもそうなのか! 自分だけじゃないんだなぁ!」と思って拝見しました。
ダフリ気味のティーショットの動画が同時に投稿されていましたが、滑らかで美しいスイングです。
見る限りでは、原因はまったくわかりません。
SNSには、『友達』もその投稿に賛同するコメントがたくさんアップされていました。
とすると、『サングラスとミスショットとの因果関係があるのではないか?』と推測できますよね。
サングラスの機能
では、『なぜサングラスをかけるのでしょうか?』その機能を改めて明確にしておきましょう。
サングラスはファッションアイテムとしてはもちろん、機能としては、太陽光を和らげ、瞳を守る役割を果たします。
眩しさの軽減というだけではありません。
太陽光に含まれる「紫外線」から守ったり、「風」「塵・埃・花粉」「衝撃」「過剰な情報・視線」といった外的要因から眼を守り、見にくい視界を見やすくしてくれるものです。
これらの機能は、ゴルファーにとって恩恵しかないように思えます。
ところが、サングラスをかけるとミスショットしてしまうゴルファーが、プロ、アマ問わずに相当数いるようなのです。
【推論】色合いの変化が与える影響?~時間~
人が色から受ける印象は様々ですよね。
『おっ3』が調べたところ、広い面積を占める色によって、時間の長さや距離の感じ方が変わって来るそうです。
色には人の時間感覚を狂わす力がある。
たとえば人は赤い色を見ていると時間を実際の時間よりも長く感じ、青い色を見ていると短く感じてしまう(出典:色の時間感覚)。
暖色系の部屋では、30分しか居なくても1時間くらいいたように感じ、寒色系の部屋では1時間居ても30分位にしか感じない(出典:環境と色彩 | カラーコーディネーターに聞く色の活用術)。
これは、ゴルファーにとって由々しき問題と思います。
ナゼ? それは、こんな想定ができるからです。
≪想定≫
裸眼で見ると、ティーグラウンド、フェアウェイ、グリーンともに寒色系の緑です。レンズが茶色のサングラスをかけると、景色全体が暖色系の茶色に変わります。
ということは、ゴルファーの時間の感覚は、実際よりも長く感じるようになります。
その結果、ルーティーンやショットの間合いが変わる可能性があります。これは、ミスショットの原因になる可能性がありますね。
【推論】色合いの変化が与える影響?~距離~
注目するべき文献からの引用があります。
『暖色は「興奮色」「進出色」とも呼ばれています』(出典:第3回: 暖色系の秘密 -気持ちを前向きに変える カヴァースコラム)
『進出色』とは、背景になる色から浮き出して近くにあるように見える色のことを指すそうです。工事現場などで注意を喚起するために設営されるコーンが赤なのも、『進出色』の特性を活用したもののようです。
一方、『寒色』にも以下のような特性があるそうです。
『海外のデータだと事故率が高い車の色は青がトップ! 続いて緑、グレー、黒と続くそうです。青は、後退色で実際の位置より後ろに見えるので、他車からぶつけられやすいという特徴がある』(出典:車の色と事故率の関係 | 佐野源スズキ販売)
『おっ3』の仮説ですが、サングラスをかけずにスイング作りをして、アドレスやポスチャー、ボールと目との距離などがある程度身体に沁みついたゴルファーは、サングラスをかけるとすべての距離感が狂ってしまうと思うのです。
それに加えて、前段で取り上げた時間の感じ方も変化するため、ミスショットが増えてしまうのではないでしょうか?
【対応策】
サングラスの機能で目を守りながら、『時間軸の変化』や『距離感の変化』に翻弄されることをなくす方法はあるのでしょうか?
『おっ3』は3つの解決方法を推薦します。
1つは、多くのプロゴルファーも実践している方法です。
ホール・バイ・ホールや、ショット間はサングラスを着用します。ただし、ショットやパットの際はサングラスを外すのです。色合いの変化による影響は排除できます。
2つ目は、サングラス購入の際に一手間かけることです。
最近の高級サングラスのレンズはとても機能が上がっています。光の乱反射を防ぎ、風景をクッキリと見せてくれるものもあります。
そんな高機能を活かすためにも、試着の際に裸眼との距離感の差がないものを選ぶのです。
そして3つ目。普段の練習の時からサングラス着用して、自分のベースをサングラスをかけた状態にしてしまうことです。
『時間軸』も『距離感』もサングラス着用の状態で身体に沁み込ませてしまうのです。
もちろん、装着に違和感がないよう、フレームはしっかりと顔に合わせてくださいね。
サングラスで目の健康を守り、快適なラウンドを楽しみましょう!