ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第151話】チャンピオンティ
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第151話です。
みなさんは普段、何ティを使ってラウンドしてるんでしょうか~?
【第151話】チャンピオンティ
ゴルフ場にはいろんなティがあります。
普段使うのはレギュラーティですが、少し距離の長いバックティや競技で使うチャンピオンティ。
女性の方が使うレディースティやシニアティ、最近ではジュニア用のティがあるコースなんかもあって、1ホールに6箇所くらいティが用意されているコースもありますよね。
どのティが何ヤードという規定なんかはないので、レギュラーティが6000ヤードくらいのコースもあれば、6400ヤードくらいあるコースもあります。
コースの許可さえあればどのティを使おうが良いのですが、やっぱり自分の飛距離や実力に見合う適正のティってあるんですよね。
レギュラーティとバックティって10ヤードとか15ヤードくらいしか離れていないことが多いと思うんですが、仮にドライバーが同じ距離飛んだとしたら、次に打つ番手が1番手から2番手変わってくるわけです。
たった1番手なんですが、これがけっこうスコアに影響してくるんですよね〜。
使う番手が大きくなると、ミスの確率は増えるし、ミスの範囲も大きくなりがち。
ティショットもちょっと距離が長いとか、バックティからやっているってことで「飛ばさなきゃ!」って気持ちになってしまって、ガチガチに力が入ってミスショットが出たりすることもあるしね。
2打目が1番手変わるだけなんだからってことで、気楽な気持ちで打てばいいのですが、人間ってそうはいかないんですよ。
男子プロの試合が7200ヤードくらいで、女子が6400ヤードくらいでやっていることが多いってことを考えると、僕たちアマチュアの適正距離ってどのくらいなんでしょうか?
女子プロとドライバーの飛距離は変わらないなんて話もありますが、平均飛距離や精度のことを考えると、女子プロと同じ距離じゃダメなような気がするんですよね。
ドライバーがそこそこ打てて、2打目もアイアンで乗せやすい距離になって、楽しくラウンドできる距離ってなると6200ヤードくらいがちょうどいいんじゃないかと僕は思います。
やっぱりバーディチャンスも欲しいし、パー5は上手くいけば2オンできるかもってほうが楽しいじゃないですか。
「ゴルフはバックティからだろ!」みたいな人もいますが、競技にバリバリ出ている人とかじゃなければ、そんな必要はないと思いますけどね。
自分にちょうどいい距離を見つけて楽しいゴルフをしましょう。
でも上手くなるにはちょっとだけ背伸びした距離でプレーをするっていうのも時には必要だと思いますよ。