ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第140話】スパイクマーク
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第140話です。
グリーン上のルールが改正されたのはうれしいですね~。
【第140話】スパイクマーク
ゴルフ界は今年から大幅にルール改正が行われたわけですが、グリーン上でのルールもいくつか変わりました。
ピンを抜かずにパッティングをして、カップインしてもペナルティがなくなったってのはかなり大きい変更でしたね。
これは個人的にも自分のゴルフスタイルを変えちゃうくらいの大きな変更でした。
僕はこのルールが施行されてから、自分では一度もピンを抜いてパットしていません。
他の人が抜いたあとに、30センチくらいのパットをそのままタップインしたこととかはありますが、そんな時以外は必ずピンは立てたまま。
最初こそピンにボールが弾かれたりってこともあるのかな~なんて、心配もちょこっとありましたが、もう今となってはそんな心配はまったくない(実際に弾かれたこともないし)。
それどころか、もうピンのないパッティングができない体になってしまいました。
ピンがあるとカップのセンターがハッキリするので、パッティングの時に目標がつけやすいんですよね。
気のせいかもしれないけど、ピンを立てたままパットするようになってから、2メートルくらいの入る確率が上がったような。
ま、本当に確率が上がったかどうかは分からないのですが、狙いやすくなったことは確かです。
今は本当にピンのないカップを狙おうとすると、どこを狙って良いのかがぼやけて、かなり不安になります。
もし何年か後にまたルール改正が行われて、やっぱピンは抜かなきゃダメ~! ってなことになったとしたら、もう僕はその時点でイップスになってしまうんじゃないかと思います。
そんなルール改正がありませんように。
グリーン上で言えば、スパイクマークを直してもいいというルールになったのもとても大きいですね。
今まではボールマークは直してもいいけど、スパイクマークはダメっていう、訳の分からないルールだったんですよね。
なので、試合とかだと、確実にボールの転がりに影響しそうな傷がグリーン上にあっても、それがどう見てもボールマークだなって時以外は怖くて触れなかったんですよ。
あと、自分よりも何組か前に足を引きずりながら歩くクセのある人がいた場合は、毎ホールカップの周りにスパイクマークが付いてたりね。
そういうグリーン上の傷がほぼ直せるようになったっていうのは、とてもフェアなルールになったと思います。
だからってパットが入るようになるわけじゃないってのが悩ましいところではあるのですがね。