ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第131話】シニアクラブ
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第131話です。
そろそろやさしいクラブに変えたほうがいいんでしょうかね~……。
【第131話】シニアクラブ
歳を取ってくれば飛距離ってのはだんだん落ちてくるもんです。
悲しい話ですが、こればっかは仕方ない。
問題はそこでどういう対策を取るかです。
トレーニングをして、飛距離を維持するという方法もありますが、これはなかなか難しいじゃないっすか。
逆に体痛めちゃっりね。
そうするとやっぱ道具に頼るってのが一番簡単な方法と言えるんじゃないでしょうか。
最近はいろんなシニア向けのクラブが発売されているので、それを上手く使えば飛距離の落ち込みはけっこう補えたりするかも。
でもね、どの時点でシニア向けのクラブにチェンジするのかってのが難しい。
ま、シニア向けクラブじゃなくても、今まで使ってたクラブよりもロースペックのクラブに変えるのって、なかなか勇気がいるじゃないっすか。
プライドとの戦いというかね。
まだまだ俺はそんなクラブ使わなくても戦えるんだ! 的なね。
シニア向けのクラブと言えば、基本的にはロフトが大きくなって、シャフトが軽くて柔らかくなるパターンが多いわけです。
軽いクラブでヘッドスピードを上げて、大きなロフトで球を上げてやるってことですね。
ヘッドスピードが遅くなってくると飛距離が出ないのはもちろん、ボールの高さも出なくなるからね。
なので、シニア向けのクラブに抵抗があるのなら、まずはシャフトを軽くて柔らかいものにしてみたりすると良いかも。
けっこう自分の体力よりもハードなシャフトを使っちゃってる人って多いんですよ。
今やPGAのトッププロでも60グラム台のシャフトを使う時代ですから、僕たちアマチュアは50グラム台で十分なのかも。
シニア向けのクラブに変えるのにネックになることのひとつが、見るからにシニア用クラブだって分かっちゃうデザインが多いってこと。
やたらとゴールドパーツが使われていたりして、ちょっと高級感というか、ラグジュアリー感を出そうとするじゃないですか。
あれがちょっと抵抗あるんですよね〜。
見た目はアスリートモデルっぽいんだけど、少しスペック的には楽なクラブってのが理想ですよね。
他人にバレずにこっそりシニアクラブみたいな。
シークレットブーツみたいな感じですかね(笑)。
これからはゴルファーも高齢化していくので、そういうクラブの需要は高まるはず。
僕もそう遠くない日にシニア向けクラブのお世話になるときが来そうなので、そういう仲間にはバレにくいシニアクラブが増えてくれることを祈ります。