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PAR RUSH 01
新ペリアの隠しホールの決め方をゴルフ場に聞いてみました!〜ゴルフの不思議を考える!
猛暑も終わり、秋のゴルフシーズンが到来して、会社や仲間でのコンペが行われていることでしょう!
コンペでは、大半が新ペリアという算定方法で、順位を決定していることと思います。
でも、新ペリアで使われる「隠しホール」ってどうやって決めているのか、皆さんはご存知ですか?
今回は、この疑問を調べてみました!
目次
そもそも、新ペリアという順位決定方法を確認しておきましょう!
新ペリア方式とは、アウトコースとインコースそれぞれ6ホールずつ、パーの数が48となるように選んだ12ホールのスコアを1.5倍し、そこからパー72を引いた数に0.8を掛けた数を換算表に照らしあわせて、ハンディキャップ(HD)を算出するという方法です。
そのHDをグロス(実打数)から引いてネットスコアを算出して、そのスコアで順位を決定するというものです。
運の要素が大きかったペリア方式を改善するために、現在のコンペではこの新ペリア方式が一般的になっていますが、隠しホールが上手くハマれば、シングルの方に多くのハンデがついて、断トツで優勝ということもあります。
まぁ、それもコンペの楽しみでしょうか?
隠しホールの決め方を、知っていますか?
同じコースで毎年コンペに出ていますが、隠しホールの決め方はパターンがないように感じます!
隠しホールが1パターンしかなかったら、同じコースでコンペを開催すると、隠しホールがわかってしまい、上手な方がハンディを得るためにHDホールで叩くということになります。
隠しホールがわからないからこそ、新ペリアでのHDの決定でのドキドキ感があり、それがまたコンペの楽しみの一つでもあります。
一般的な18ホール・パー72のコースであれば、ロング(パー5)4・ショート(パー3)4・ミドル(パー4)10という組合せなので、隠しホールになるのは、ロング2・ショート2・ミドル8となります。
3分の2の確率なのですが、これを予想してプレーすることは、ほぼ不可能です!
実際にゴルフ場では、新ペリアのHDホールをどのように決めているのかをゴルフ場で聞いてみました!
ゴルフ場でラウンドした際に、新ペリアのHDの隠しホールはどうやって決めているのかを聞いてみました!
◇男子トーナメントを開催する千葉県のSカントリー倶楽部
特に作ってあるパターンがあるわけではなく、ハーフ24になるように、その日の入力をする社員がランダムに選んで決めます。
※ショート1・ロング1・ミドル4の各ホールで合計24となります。
◇千葉県のYカントリークラブ
27ホールのコースですが、4つのパターンがあります。その日にどのパターンを使うかを決めますが、お客様からくじ引きにしたいという希望があれば、それにも対応するとのことでした。
◇東京都のSカントリークラブ
8パターンがあります。お任せであれば、ゴルフ場側でパターンでHDを決めますが、最後にコンペの幹事さんと相談をして結果に合わせてパターンを変えることもありますとのことでした。
◇新潟県のKカントリークラブ
27ホールのコースですが、隠しホールは5パターンあり、それをその日に合わせて今日はパターン1、明日はパターン5という使い分けをしているとのことでした。