ライフスタイル
オリオット
【新ルール】意外と悩ましい、膝からのドロップ!
ボールのドロップは、膝の高さからにルール変更になりましたが、実際にその場面になると、どんな姿勢でドロップすればいいのか迷ってしまうかもしれません。
そんなことにならないように、ドロップする姿勢の事例を紹介しますので、参考にしてみてください。
※2019年3月26日、一部修正しました。
ドロップの姿勢はいろいろと考えられます
ドロップの高さの前提は、下腿が地面に対して垂直に立っているときの膝の高さになります。
そこでまず、下腿が地面に対して垂直になるような姿勢を考えてみます。
するとその姿勢は、“前屈型”、“片足前方型”、“ひざまずき型”、の3タイプに分けられるのではないかと思います。
さらに膝の前方に落とすか横に落とすか、左手を使うか右手を使うかでも分けられそうです。
(1)前屈型
この姿勢でドロップするのが最も一般的かもしれません。
膝の前からでも横からでも構いません。
膝の横からドロップする場合は、膝の左側(左手を使う)でも、右側(右手を使う)でも構いません。
ただし、前傾が不十分だったり、膝を曲げたり(下腿が地面に対して垂直でない)したときの膝の高さからドロップするとNGです。
ただ、上記のような姿勢であっても、ドロップしたときの高さが地面に対して垂直に立ったときの膝の高さからでしたら問題ありません。
(2)片足前方型
個人的には、この姿勢からのドロップはやりやすいです。
つま先のほうに狙いを定めるとドロップしやすいです。
構えた時のバランスも取りやすいので、前屈が苦手な人向きです。
膝を曲げないようにしなければいけないのは、前屈型と同じです(※ただし、仮に膝が曲がってしまったとしてもドロップ時の高さが膝が垂直時の高さなら問題ないのは前項同様です)。
(3)ひざまずき型
このタイプは、片足をひざまずき、もう片方の膝を立てます。
以上をまとめると、どちらか一方の下腿が地面に対して垂直に立つような姿勢を取れば、高さの目安を確認してドロップしやすくなります。
ドロップしやすい姿勢を決めて、柔軟に対処しましょう
女性の場合は、写真の様に両足を揃えて右側にドロップすると、女性らしく美しく映るかもしれません。
ゴルフは見た目の美しさも重要ですよね。
鏡の前でいろんな姿勢を試してみて、やりやすい姿勢を決めておくとよいでしょう。
とは言っても、ドロップする場所によっては、決めた姿勢で構えることが難しいことがあるかもしれませんので、事例を参考に柔軟に対処しましょう。
ドロップは自己責任でやることができる
新ルールでは、救済措置の際にマーカーや同伴競技者に報告・確認してもらう必要はなくなりました。
すべて自己責任で行うことができます。
これはプレーを速くすることにつながりますが、ルールに自信がない場合は確認してもらうほうが良いでしょう。
意図しないで間違ったドロップをした場合、同伴競技者がその間違いに気づいて指摘してくれれば、その時点で正しい方法でやり直せばOK(無罰)ですが、気づかずにホールアウトし、後で間違いを指摘されると失格になる可能性があるので注意しましょう。
参考にしてください。