ライフスタイル
セベケン
メンタルは、自分の素直な気持ちに任せて現状に感謝することで安定します
ゴルフって、メンタルの占める割合が大きいですよね!
ここ一番という時に、いちばん行っては行けない方向に飛んでしまったり、ギャラリーが多いと普段は何でもないストロークに、とても緊張してミスしてしまったり・・・。
セベケンは、実は40年近く前から心理カウンセリングや禅など、心に関する分野に携わって来たのですよ。
ということで、今日は人生にもつながる? ハート&メンタルのお話。
バナナを逆からむいてみたら
ええ、最近気になって手にとって見た「人生の視点を変えるレッスン」という副題の付いた本です。
あの将棋界のレジェンド「ひふみん(加藤一二三九段)」も類のない人生論と絶賛しています。
ちなみに欧米では110万部以上売れたそうです。
そう、バナナを逆にむいてみる! 猿は普通に柄の方ではなく先端からむいているそうです。
以前、シニアの帝王、室田プロが「セオリーの逆をやったら飛ぶようになった!」と言っていたのを聞いた覚えがあります。
定番を鵜呑みになぞるのもいいですけど、逆から見る視点も大事ですよ! (^_-)-☆
プレッシャーが掛かるのは?
(同書より)
これじゃないですか?
自分で決めた目標設定や、今やろうとしてることが、自分のポテンシャルいっぱいだったりする時、あるいは誰かや外部から期待されてる時とか・・・。
自分が自分に「~しなさい」「~すべき」「~じゃなきゃダメだ!」とか、知らず知らずのうちに「自分が自分自身に命令」してません?
それでは、伸び伸び自由にやることによって出てくる自分の可能性やポテンシャルも活かせませんよね!
自分自身の心の中に葛藤や摩擦が生じているのですから・・・。
じゃあどうするの?
子供って放っておいても、自分で遊びを発見したり、主体的に喜びを見つけるのが上手ですよね!
「~しなさい」って言うと無邪気さと笑顔が消えますよね。
そこです。自分自身に任せてみる、委ねてみる、もっと言えば「遊んでみる」自分自身を信頼するということです。
いざというときだけ上手くやろうとしても無理ですよね。
普段の自分の在り方こそが反映されてくるからです。
とかく日本人は「プレッシャーを跳ね除けて!」とやりがちですけど、欧米の選手や若い人たちを見てると、そもそもその状況を楽しんでいたり、夢中になったりしてると思いません?
インナーゲーム
その昔、テニスコーチが書いた「インナーゲーム」というメンタルトレーニングメソッドが、ベストセラーになりました。
私も40年くらい前に読みましたが、とても印象的な内容でした。
それは、頭であれこれ考えるのではなく、それを行う主体である自分自身に委ね任せてみるという内容でした。
過去の失敗にとらわれることなく、未来に起こるであろうことを恐れることなく、前後を裁断して「今」に成り切るという発想です。
最近の流行語にも「今でしょ!」というのがありましたよね!
まぁ、言うは易し行うは難しですが・・・。
私がベストスコアを出したときも、心穏やかで、自分自身への命令を差し控えて、見守るように干渉しない心持ちで18ホールを終えました。
「インナーゲーム」今でもスポーツ関係で取り上げられることも多いので、気になった方は検索を!
そして最後に大事なのは~
やはり、感謝の気持ちではないでしょうか?
今ここでこうして何かに向き合えたり、いろんな場面に出会ったりすることも、決して一人の力ではなく、いろいろな人や環境があって成り立っている・・・。
ここで、仮に成し得たいことができなくても、今ここにあることに感謝する気持ち(*˘︶˘*).。.:*♡
そういったものが、今できるできないということ以上の恵みをあなたにもたらしてくれると思いますよ。
そういえば、シニアプロで、コースにお辞儀をしてからスタートし、終わった後、コースにお辞儀をして帰るプロがいましたよね。
きっと彼はタイトル以上の大切なものを感じて生きているのだと思います。
グッドラック! (^_-)-♡