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セベケン
ゴルフ版「マーフィーの法則」を考えてみた
「マーフィーの法則」ってご存知ですか?
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」など、失敗や経験則をユーモラスにまとめたもので、1990年代に書籍がベストセラーになったりもしています。
そして1994年には嘉門達夫氏がシングル「マーフィーの法則」を発表。
これがとても面白かったので、ゴルフ版を作ってみた……マーフィーの法則は~ゴルファーの真実~?
ゴルファーの性(さが)?
・ベストスコアが出そうな時は、最終3ホールのどこかで大叩きをやらかすものである
・「これ最新式のドライバーだぜ!」と朝自慢していた人は、帰りに中古ショップに売りに行きたくなっているものである
・起死回生のショットを試みたホールで、その日のゴルフが終わるものである
・距離計を使って、1ヤード単位で正確に距離を把握するゴルファーの多くは、ショットに10ヤード以上の誤差がある
・練習場の教え魔がお手本ショットを打とうとした時は、その9割がミスショットになる
・女性ゴルファーがレディースティーからニアピン賞を獲ると「あんなに前からだもん!」というオジサンは、レディースティーから打ってもニアピン賞は獲れない
あるある?
・必要なクラブがなくて、キャディーさんに走って取りに行かせたクラブで打つショットは、必ずミスショットになるものである
・もはやグリーン上でボールを拭くのは、汚れとは関係のない「生活習慣病」である
・コンペでは、往々にして「いやぁ~今日は二日酔いでダメだぁ~」と言っていた人が勝ってしまう
・ゴルファーという人種は、グリーンに乗るまでは、ヤードで距離を測っているが、グリーンに乗ったとたん急にメートル法を採用する
※編集部注……日本とアメリカとイングランド以外では、グリーン以外でもメートル法が主流のようです
・箱から新品のボールを取り出すと、たいてい3ホール以内になくなるが、OBゾーンで拾ったボールは、半年経っても残っていたりする
・ベストスコアと現在の平均ストロークが20打くらい違うゴルファーは、実は……ざらにいる
それでもゴルフは楽しい!
・「風に流された!」と本人が言うのは言い訳であり、同伴者が「風に持っていかれたね!」と言うのは、心優しいコミュニケーション
・アスリートゴルファーとは、昼食をあまり摂らず、生ビールも飲まず、風呂はシャワーで済ますか入らないで帰り、練習するゴルファーのこと
・OBを打ったあとの暫定球を、寸分違わず同じ弾道で同じ場所に打つ技術は、もはやベン・ホーガン以上である
・大叩きをしたラウンドのあと「今日はヤケ酒だ!」と叫んでいる人は、毎日同じくらいの量のお酒を飲んでいる
・アマチュアゴルファーが、トッププロの真似をしてすぐ身に着けられるのは、ウェアくらいである