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ティーグラウンドによくある“Bグリーン”と“Kグリーン”、何が違うの?

ティーグランドに立つと、Bグリーン、Kグリーンなどの表記を見たことありませんか?

このB・K表記。

一体どんな意味があるんでしょうか。

ベントグリーンと高麗グリーン

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B・Kで表記されている場合、Bは「ベントグリーン」、Kは「高麗(こうらい)グリーン」を意味します。

ベントと高麗とは、ベント芝と高麗芝という芝生の品種による違いを意味します。

基本的には、ベントが柔い芝、高麗が硬い芝と覚えておきましょう。

以下で詳しく解説していきます。

ベントグリーンの特徴

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日本のグリーンの70~80%がベント芝といわれています。

ベントグリーンの特徴は、葉が柔らかく寝ているので、ボールの転がりがスムーズ。

芝目の影響は強くないので、傾斜を中心にラインを読む必要があります。

ただ、ベント芝には欠点が!

日本のような高温多湿な環境が苦手。

そこで、日本の夏にも耐えられる『ニューベント芝』という品種も開発されています。

ちなみに、正式に公表されていませんが、マスターズの舞台となるオーガスタのグリーンに使用されている芝はニューベント芝という情報があります。

高麗グリーンの特徴

高麗グリーンの特徴は、葉が硬いので芝目の影響でボールの転がりが不安定になります。

そのため、ゴルファーからは敬遠されがちです。

グリーンの傾斜とラインに加え芝目(順目・逆目)を読む必要があるので、パッティングが難しくなります。

高麗芝にも種類があります。

通常の高麗芝と姫高麗芝です。

姫高麗は葉が柔らかく繊細。

色も鮮やかで、非常に美しいグリーンを作ることができます。

しかし成長が早いので、絶えず短く刈っていないと、すぐに遅いグリーンになってしまいます。

芝種の見分け方

ラウンドを重ねている方であれば、高麗芝とベント芝の見分けはほとんどの方ができると思います。

これからラウンド経験を積んでいく方のために簡単な見分け方をご紹介します。

高麗芝の方が見分けやすいので、高麗芝から説明します。

◆高麗芝(写真左グリーン)
ボールの転がりがカップ付近で急激に衰える場合は、高麗芝が使われている可能性が高いです。

さらに経験のある方は、いつもの高麗グリーンよりもガサガサした不安定な動きが少ないと感じた場合は、姫高麗かもしれません。

◆ベントグリーン(写真右グリーン)
高麗芝とは逆に、ボールがカップに流れるように転がっていった場合は、ベントグリーンです。

ニューベントを見分けるのは至難の業ですので割愛させていただきます。

かなり目が肥えていないとわからないようです。

当然僕もわかりません(笑)。