ゴルフコース・練習場
オニオンスライス
滞空時間26秒!?世界最長&最高のパー3!
通常のゴルフコースにてホワイトティーでプレーする場合、パー3の長さは110~150ヤードくらいでしょうか?
180ヤードともなると「パー3にしては長過ぎるんじゃない!?」と弱音の一つも吐きたくなります。
プロともなれば250ヤード前後のパー3も最近では珍しくなくなりましたよね。
しかし、本日ご紹介するパー3はスケールが違います!
高所恐怖症の方は、閲覧注意です!
Legend Golf & Safari Resort
南アフリカにレジェンド・ゴルフ&サファリ・リゾートというゴルフリゾートがあります。
そこの“The 18-Hole Signature Golf Course”は18ホールの各ホールを、世界のトッププロ18人が設計したことで話題となりました。
野球のベンチメンバー発表みたいになってしまいますが、そうそうたるメンバーなので、全ホールご紹介いたしましょう。
1番ホール:トレバー・イメルマン(南アフリカ)
2番ホール:トーマス・ビヨン(デンマーク)
3番ホール:ジム・フューリク(アメリカ)
4場ホール:ベルンハルト・ランガー(ドイツ)
5番ホール:マイケル・キャンベル(ニュージーランド)
6番ホール:コリン・モンゴメンリー(スコットランド)
7番ホール:マイク・ウェア(カナダ)
8番ホール:カミロ・ビジェガス(コロンビア)
9番ホール:ジャスティン・ローズ(イングランド)
10番ホール:パドレイグ・ハリントン(アイルランド)
11番ホール:ラファエル・ジャクラン(フランス)
12番ホール:イアン・ウーズナム(ウエールズ)
13番ホール:ルーク・ドナルド(イングランド)
14番ホール:ロバート・アレンビー(オーストラリア)
15番ホール:ビジェイ・シン(フィジー)
16番ホール:セルヒオ・ガルシア(スペイン)
17番ホール:チェ・キョンジュ(韓国)
18番ホール:レティーフ・グーセン(南アフリカ)
いかがですか? この顔ぶれ!
筆者の大好きなビジェイ・シンや、一時期“スパイダーマンポーズ”でラインを読んで一世を風靡したビジェガスの名前もありましたね。
最初と最後のホールは南アフリカの二人のメジャー覇者、イメルマンとグーセンが手掛けています。
これほど豪華なメンバーが設計したゴルフコースは、それはそれは素晴らしいとは思いますが、本日ご紹介するのはシグニチャー・ゴルフ・コースの18ホールではありません。
コースの最後に出現する、“幻の19番ホール”です!
ザ・エクストリーム・19番ホール!
高さは1400フィート(約426m!)、衝撃の打ち下ろし!
ティーグランドからグリーンまでの距離は630ヤード(約576メートル!)、まさに世界最長のパー3!
19番ホールの挑戦費用はヘリコプターの送迎付きで200ドル!
400メートルの高さから見下ろすパノラマビューは圧巻のひと言!
アフリカ大陸をモチーフにしたグリーンは、あまりにも小さく見えて、とても1オンできるような気がしません。
しっかりとボールをとらえグリーン付近までボール飛ばすと、その滞空時間はなんと26秒!
実際に26秒を時計を見ながら計ってみてください。とても、パー3のティーショットの滞空時間ではありません。
早食いの人なら、カレー一皿を食べ終わってしまいます!
高いところからドライバーを一発打つためにヘリコプターで山の上へ!
こういうお遊びを本気でやり切ってしまう大人がいる南アフリカという国って……、嫌いじゃありません。
まとめ
この“19番ホール”でホールインワンを出すと、100万ドル(約1億円!)の賞金をゲットできるとのこと。
1億円が当たる宝くじを20000円分買うと思えば、それほど高い気はしませんよね。
高いところが大丈夫な方で、ゴルフ好きで、南アフリカに御用のある方は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。