アイアンに飛距離は不要！大切なのは確実な距離と方向性！

最近は飛び系アイアンが多く出てきました。

飛び系アイアンだけではなく、ポケットキャビティのアイアンもメーカーやモデルによっては十分飛距離が出るものが多くなってきています。

自分の周りの人がアイアンで飛距離が出ていると「自分も出したい」と思う気持ちはわかりますが、アイアンは決して距離じゃありません。

今回は自分に合ったアイアンの選び方について考えましょう。

妙なプライドをお持ちではありませんか？

そもそも、アイアンに求めることって何なのでしょうか？

早速答えからいうと「正しい距離」と「方向性」です。

例えば、パー4の2打目、残り150ヤードをベタピンで寄せることができれば次はバーディーが取れますよね。

こう考えるとすごくシンプルで、「距離」と「方向性」が重要なのがわかると思います。

それなのに、残り150ヤードを何番アイアンでグリーンオンするのか？　という間違えた考え方をする方もいます。

「あの人が7番アイアンで乗せたから、6番アイアンでオン、あるいはショートすると恥ずかしい」といった妙なプライドが顔を出すと、全然飛距離も届かない、結果的にスコアが悪くなる、といったことに陥ってしまうのです。

こういったことが、何も考えずに飛び系あるいは飛距離が出やすいアイアンを選ばせてしまう原因になってしまうんです。

自分に合ったアイアンは何？

基本的な成人男性の場合、飛び系アイアンを使うまでもない場合がほとんど。

しっかり打てばそれなりの飛距離が出ます。

また、距離が気になるのではなく直進性やボールの上がり方に不満があるのであれば、ポケットキャビティタイプのアイアンで十分に役割を果たしてくれるでしょう。

つまり、飛距離を意識したアイアンを選択するのではなく、「正しい距離」と「方向性」を自分が出しやすいと感じるアイアンを選択するべきなのです。

女性の方であれば飛距離が出にくいですし、ヘッドスピードも出せない方がほとんどですから、アスリートタイプのアイアンを選択するとしっかりとした飛距離が出なくなってしまう場合もあります。

一方で、いくら男性だといっても難しいクラブを選択し過ぎてしまえば、スコアに直結しなくなってしまうこともあるのです。

アイアンの種類は千差万別。

自分に合ったアイアンはどういったものなのか考えるところからスタートすべきなんです。

アイアンは「運ぶクラブ」

飛距離が出ればゴルフはすごいわけではありません。

ましてやアイアンはドライバーのような飛距離を出すクラブではなく、「自分が狙った距離を運ぶクラブ」なんです。

もし今アイアンの購入を考えているのであれば、自分がアイアンに求める性能を今一度考えてみてから検討してみるのがいいのではないでしょうか。