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M4でスライスする人は、ダスティン・ジョンソン打法で解決!?
M4はヘッドのすわりが悪くて、ポンと置くとアドレス時にオープンフェースになります。
そのため右方向の棒球かスライスが連発します。
それを簡単に解決する打ち方をご紹介します。
目次
アドレス時の違和感は、このすわりに問題がある
写真はM4です。
M4をアドレス時にそっと地面に置くと、なぜかフェースは右を向きます。
例えると、バンカーの時にウェッジを開いているくらいです。時計の針で1~2時あたり。15度~20度くらい。
これをグリップで持ち替えてスクエアにするルーチンワークが必要になります。
朝一のティーショット、このルーチンワークのフェースの角度が飛球線からずれれば、
芯に当たっても右にも左にも飛んでいきます。
M2では感じたことのない違和感
写真はM2です。
何度も何度もロフト角調整(カチャカチャ)やグリップの持ち方などで試しましたが、アドレス時のヘッドの開きは代わりません。
さて、この開きの違和感どうしましょう~と悩んでいたところで、PGAツアーのダスティン・ジョンソンがM4を初めて実戦投入した試合で見せた433ヤードワンオン、ピンそば20センチのスーパーショットを思い出して動画で再度確認。
プロとアマチュアの違いは、アドレスが真似できてもトップが真似できないところ。
この真似できないといわれるトップに特徴があることを発見。
M4を購入して気づけた副産物
スライスを修正するために今まで悩んできたことが、こんな簡単な方法で修正できるとは。
振り遅れ、体重移動、フェースの向き、手を返す、右軸、左軸、腰の回転……いろいろな方法を試しても、緊張時のティーショットはなぜかスライス。
今までやってきた方法は、対処療法。今からお伝えする方法は、根本療法だと思う。
例えば、風邪をひいて発熱した時にうがい薬や解熱剤(対処療法)。
細菌が体の中で繁殖状態。こんな時は菌を殺す抗生物質(根本療法)が必要です。
ダスティン・ジョンソン打法(緊張時に絶対にスライスしない打ち方)
ダスティン・ジョンソン打法と書いていますが、プロはほとんど全員やっています。
私が今までそこに気づけなかっただけなんですが・・・。
ドライバーのスライスが何をやっても修正できない人は一度試してください。まずは、携帯電話など薄いもの(何でもいいです)を両手で挟んでアドレスしてください。
そこから、ゆっくりトップまで携帯電話を挟みながら、その時のトップの意識は、右の手のひらは天井に向けて、左の甲は天井に向けて。
さーどうでしょうか?
右手だけであれば、ウエイターがお盆の上にコップを置いている形です。
右腕が勝手に右の脇に近づきました。これがダスティン・ジョンソンのトップです。
ヘッドの座りは置いたまま、開いたままです
この状態でアドレスからテークバック、トップの位置だけ確認してボールにぶつけるだけで、
-右脇が閉じて
-クラブがインサイドから入り
-頭の位置は、右サイドに残り
-ビハインド・ザ・ボールで
-フォローもクラブが首に巻き付く
という、すべての教科書通りのパーツを組み合わせたナイスショットになりました。
今まで意識しなければできなかったことが、ダスティン・ジョンソン打法だと無意識に可能です。
ダスティン・ジョンソン がアドレス時に開いた状態かは、定かではない
この写真の右手と左手のトップが、M4の開いたヘッドには最適なダスティン・ジョンソン打法だと思う。
スライスで悩んでいる皆さん、ぜひやってみてください。
どのクラブでもスライスしません。
ただし、やり過ぎれば引っ掛けの左のフックになります。
結論
ヘッドのすわりは、アドレス時にグリップの握り方で直せる時もあります。
ただ、メーカーによって、ヘッドのすわりがオープンやクローズとさまざまな方向を向いている場合、初心者の方々は、右往左往するかと思います。
さらに、スクエアに構える時にストロンググリップにするのか、ウイークグリップにするのか悩みが増えるので、ヘッドのすわりはターゲット方向を向いていて欲しいと思います。
今回のM4はツイストフェースだからこそ、ヘッドのトウが開いています。
さらにすわりが悪いことがオープンフェースに拍車をかけて見えるのだと思います。
今回、試打を行った時は、クラブを置かずに試打を行ったのかと思います。
今後クラブを購入する時は、アドレス時にターゲット方向に向けて置いて、ヘッドのすわりのチェックが必要かと思います。