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ゴルフクラブ

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ダイナミックゴールド ツアーイシューの意味は?

アイアンを買う際に、シャフトを選ぶときにダイナミックゴールドにツアーイシューという少し値段が高めのものがあります。

普通のダイナミックゴールドよりラベルもカッコいいです。

プロゴルファーがダイナミックゴールドを使用する場合はツアーイシューがほとんどですね。一体何が違うんでしょうか?

通常モデルとの違い

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「ツアーイシュー」は、普通のダイナミックゴールドとなにが違うのか?

重量の公差(製造工程で生まれる誤差)を0.5グラム以内に収めてあるものをツアーイシューと呼んでいます。

通常のダイナミックゴールドだとそれぞれに重さや、振動数などに微妙なばらつきがあるということになります。

自分と友達が同じダイナミックゴールドS200を使っていたとしても、友達のシャフトと若干重さが違ったりすることがあるわけです。

ちなみにツアーイシュー(Tour Issue)とは、「ツアー版」というような意味です。

どうやって作るのか?

実は、製造工程は通常のダイナミックゴールドとまったく一緒です。

では、どうやってツアーイシューを生み出しているんでしょうか?

仮に100本のシャフトを作った場合、その中で基準の重さから±0.5グラム以内の基準に収まっているシャフトだけを抜粋してツアーイシューを作り上げています。

逆に通常のダイナミックゴールドの場合はでき上がった100本の中からランダムに選ばれてアイアンセットが作られるイメージです。

ということは!

通常のダイナミックゴールドでもランダムで選ばれたシャフトがたまたまツアーイシュー並の精度だったなんてこともあるかもしれないですね(笑)。

これに対し日本メーカーは?

「N.S.PRO」や「モーダス」シリーズを製造・販売している日本シャフトの場合は、『品質にばらつきのあるものを市場に出せない』という考えのもと、すべてのシャフトの公差が低く抑えられているようです。

最近、ツアープロでもモーダス使用率が増えてきているのはその品質の高さからでしょうか? さすが日本メーカーと言いたくなりますね!

ただし、いくら日本製のモーダスの公差が少ないといっても人によって相性があるので、
自分にはどのシャフトが合うのかしっかり試打をして確かめてから購入するのをお勧めします。


日本シャフト ゴルフシャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR120 アイアン用