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万能なゴルフクラブ!ユーティリティクラブで飛距離を楽に稼ごう!
万能なゴルフクラブとして、ユーティリティクラブの人気が高くなっています。
ユーティリティクラブは、一般的になってからは比較的歴史の浅い、新しいクラブカテゴリーです。
他のクラブにはない利点も多く、初心者にもおすすめなクラブとなっています。
では実際に、どういった利点があるのか、そしてどう選んだら良いのかを解説していきましょう。
ユーティリティの飛距離はどれくらい?
ユーティリティは、ロングアイアンに変わるクラブとして登場した、比較的新しいカテゴリーのクラブです。
ゴルフクラブというのは、ロフトや種類によって飛距離が変わってくるので、まずはそれぞれの飛距離を把握しておくことが重要になります。
ユーティリティの場合は、3番でロフト19〜21度、4番が21〜23度、5番が23〜25度、6番が26〜28度前後となっています。
飛距離的には、ショートウッドやロングアイアンに相当します。
特徴的にも、ショートウッドとロングアイアンの中間的な特徴を持ったクラブと言えます。
ですから、「ロングアイアンが苦手」という人や「ショートウッドが苦手」という人が手に取るべきクラブと言えます。
もし、ユーティリティを使おうと考えているなら、このロフトを目安にして、自分にとって使いどころがあるかどうかを判断すると良いでしょう。
すでに多くの人が使っているクラブです。気になっているようなら一度試してみると新たな発見があるかもしれません。
ユーティリティの持ち味とは
ユーティリティの持ち味としてまず上げられるのが、打ちやすさでしょう。
ユーティリティが登場する前は、フェアウェイウッドでは飛び過ぎてしまうという場合、3番アイアンや4番アイアンといった、ロングアイアンを使う必要がありました。
しかし、ロングアイアンは扱いが難しく、初心者の方にはなかなか上手に使いこなせないクラブです。
その問題を解決するために作られたクラブが、ユーティリティです。
ロングアイアンと同じくらいの飛距離が出せる上に、とても扱いやすいということで人気が出ました。
アイアンでなかなか飛距離が出せないと悩んでいる方は、ユーティリティを使ってみる価値があるでしょう。
また扱いやすいということから、男性だけでなく女性にもおすすめのクラブです。
初心者におすすめ! ユーティリティの選び方
ユーティリティの選び方ですが、まずはロフト角とシャフトに注目してみましょう。
ユーティリティは、メーカーによって番手表示にバラつきがあるので、ロフト角を基準に選んだほうが良いです。
ロングアイアンの代わりとして使うのか、ウッドからの流れで使うのかを決めて、ロフトがかぶらないように番手を選ぶのがポイントです。
ただし、フェアウェイウッドはシャフトが長いため、同じロフトの場合フェアウェイウッドのほうが飛びます。また、ロングアイアンは球が上がりにくくキャリーが稼げないため、同じロフトの場合ユーティリティのほうが飛びます。
シャフトの種類もいろいろありますが、アイアンの流れで考えるならアイアンのシャフトに近いスペックのシャフトがいいでしょう。
例えば、アイアンが軽量スチールならば、ユーティリティも軽量スチールといった具合です(アイアンのシャフトより同じ重さか少し軽めなのはOKです。アイアンより重いシャフトはNGです)。
逆に、5番ウッドのかわりにロフト18〜19度あたりのユーティリティを選ぶのであれば、かなりヘッドスピードの速い方でないと、スチールシャフトではボールが上がりにくいと思います。
そうした時は、フェアウェイウッドで使われているシャフトに合わせてセッティングしてみましょう。
おすすめは、フェアウェイウッドより10~20グラム重いカーボンシャフトが装着されたものです。
ユーティリティは、広いソール、ボールの上がりやすさ、フェースの弾きの良さといった、ウッドのやさしさをもちつつ、シャフトの短さ、小ぶりなヘッド形状からくるアイアンのような操作性の良さを併せ持ったクラブです。
悪いライの時や、林の中などのトラブルショットでもかなり活躍しますので、得意な1本にできると良いですね。