ゴルフクラブ
tetsuxxx5452
道具を知る事は、確実にスコアアップにつながります!【 パター編 】
パターを選ぶ際、皆さんどんな基準で選んでますか?
試打して入ったから……、打感がいいから……、憧れのプロが使っているから……。
選び方はそれぞれだと思いますが、知っていて損はないパター選びの基準を紹介したいと思います。
どんなんかな?
それではいってみよう!
14本の中で、一番正確性が求められるクラブです!
14本の中で、もっとも飛ばせるぶクラブは……ご存知の通りドライバーですね。
では、一番飛ばないクラブは何でしょう?
それは、今回のテーマ、パターです。
両極端なクラブで違いを考えてみましょう。
例えば、フェース面で考えてみると、ドライバーのフェース面にはロールとバルジと言われるカーブがついており、芯を外した時のお助け機能があります。
対して、パターのフェースは真っ平(転がりをよくするための凹凸などは別として)。
インパクトのフェースの向きで方向性が決まります。
厳密には、ヘッド軌道でフック回転、スライス回転はかかるのですが、打ち出し方向はフェースの向きで決まります。
つまり、インパクトでフェースをスクエアに、正確にインパクトできないとならないクラブなのです。
パターの形にも理由があります!
ドライバーを選ぶ時、まったくの初心者の方でない限り、たいていの方はスペックを見て、合うか合わないか検討すると思います。
重さや、長さ、シャフトの種類、重心角などなど……。
自分に合いそうな、球筋をカバーしてくれそうなスペックを選んでいると思います。
ではパターはというと……。
結構、なんとなくだったり、打ってみた感じのみで、スペックなどはあまり気にされていないという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、知っていて損のないパターの雑学を紹介いたします。
バランスはどう?
バランスとは、シャフトをテーブルなどの上に乗せてヘッドが自由に動くような状態にした時に、フェース面がどのように傾くかということです。
1.トウヒールバランス
ピン型に代表される、プロや上級者に人気のある形状です。フェース面が斜めに傾きます。
操作性が高く、合っているストロークタイプはオープントゥクローズ。
フェースの開閉を使い、ショットのイメージを持ってパッティングできます。
カット軌道でフックラインを相殺し真っすぐ打ったり、ボール位置によって順回転をコントロールしたりと操作性が良い反面、本当に使いこなすにはそれなりの技術が必要といわれています。
2.フェースバランス
フェース面がほぼ真上を向きます。トウヒールバランスとは違い、こちらはあまり操作せずオートマチックにストロークしたい人向けです。
代表的なのは大型ネオマレット型。
真っすぐ引いて真っすぐストロークすることで、ラインに乗せてカップインを狙っていけるパター。
操作性は低いが、トウヒールバランスパターよりもミスヒットには寛容で、大型ヘッドの場合は特に、深い重心深度が転がりを合わせてくれます。
オフセットはどのくらい?
オフセットとは、シャフトとフェース面がどれだけずれているか(オフセットしているか)の違いのことです。
1.クランクネック
文字通りネックがクランク型のものです。シャフト1本分ずれているためフルオフセットと言われ、ボールの捕まりがいいタイプです。
ボールを両足の真ん中にセットする人、押し出しのミスが多い人に有効です。
2.ベンドネック
シャフトが曲がって(ベンド=bend)いるものです。
写真のようにシャフト半分の分だけフェース面がずれているのでハーフオフセットとも言われ、フルオフセット、オフセットなしパター、どちらもしっくりこない人向けの中間オフセットです。
3.オフセットなし
センターシャフトのタイプに多く、写真のようにフェース面がシャフトよりやや前面にありますが、ほとんど同一面上になるので、オフセットなしと呼ばれます。
ボールを左にセットする人、引っ掛けやすい人におすすめの形状です。
重心高
これは何ミリという数値よりも、高いか低いかぐらいで良いのですが、知っておいた方が良いでしょう。
一目みてわかるのは、フエースの厚さです。
ピン型は、重心深度が浅い分フェースを厚くすることができ、高重心。
ネオマレット型は、重心深度が深い形状で、フェースは薄めで低重心。
さらにはネック形状も重心高に関係していて、ベンドネックは低重心でクランクネックは高重心。
重心高は、ボールの順回転に影響を与えるため、自分のストロークやボールのセット位置に合わせて転がりのいいボールが打てる重心高を選ぶといいですね。
ショットマーカー等などの感圧紙をフェースに貼り、何球か打ってみて打点位置を確認してみてはいかがでしょう。
これらの特徴を考慮に入れて、自分に合う形状のパターを探してみましょう。
フェースインサートで打感が変わります
おおむね、フェースインサートのあるパターは、打感は柔らかい傾向にあります。
インサートがないパターや、インサートが金属製のパターはソリッドでしっかりした打感になります。
この柔らかい、ソリッドといった打感は、タッチに影響を与えます。
パッティングがショートしがちな人は、柔らかめのインサートがあるパターがお勧め。
打感が柔らかいため、打ってない感じがして強めにインパクトできるので、ショートしにくくなります。
対して、ソリッドな打感のパターは、オーバーのミスが多い方にお勧め。
しっかりした打感のため、インパクトが強くなりがちな方はオーバーしにくくなります。
まとめ
いかがでしたか?
道具を知る事は、確実にスコアアップにつながります。
1.バランス
2.オフセット
3.重心高
4.打感
それぞれで自分のパターを見直してみて、合っていないと思う方は次回買い替え時に参考にしてみてください。