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ゴルフクラブ

悩めるSO-RYO

ツアープロを目指した僧侶がヤマハ インプレス DRIVESTAR ドライバー/フェアウェイウッドをラウンド試打!

悩めるSO-RYOと申します。

大学から趣味にと始めたゴルフですが、次第に熱が入りプロへの憧れを抱くようになり、男子ツアーのQTに出場しました。

16年のゴルフ生活の中で感じることは、ゴルフというスポーツは奥深く、様々なことが重なる中でショットが打たれるということ。

ボールの置かれた状況、クラブ、体、心、そのすべてをおろそかにすることはできません。

そんな経験をもとにレポートしてみたいと思います。

まずはクラブをホームページで確認!

試打をするのはドライバーにフェアウェイウッド。

名前はinpres DRIVESTAR(インプレス ドライブスター)!

ドライバーのコンセプトは、シャープな顔で、圧倒的な飛びと直進性。BOOSTBOX(ブーストボックス)でインパクトエネルギーを最大限、初速へ変換。また感性を科学し、最も飛ぶ打点(フェース中心やや上部)で打てるようにクラブを設計。COUNTERWEIGHT SYSTEM(カウンターウェイトシステム)によりルール限界クラスの横慣性モーメントを実現し飛びと直進性を生み出している、とのこと。

フェアウェイウッドのコンセプトも圧倒的な飛び・直進性・高弾道。新素材X37を採用し高い反発性能と寛容性により驚きの飛距離を生む。X37×カーボンクラウンが高弾道と安定性を可能にし、高弾道で真っすぐぶっ飛ぶ……とあります。

そしてドライバー、フェアウェイウッドともに「イイ顔」であるということ。

一般的にイイ顔とは、クセがなく万人に構えやすくナイスショットの良いイメージを掻き立ててくれるクラブだと認識しています。

顔というのは重要だと思っていて、構えた時に気持ち悪さや不安になるようだと、その後のショットは高確率でミスになってしまいます。

ゴルフをやるうえでイメージは大切にしてください。良いイメージのショットが頭に浮かんだならば、頭の中では一度成功しているも同じです。

さて、そんなことも意識しながら実際に打ってみましょう。

悩めるSO-RYOがまず感じたことは?

ホームページにも書いてある通り、確かに構えやすい!

構えた時のクラブの座りの悪さはまるでなく、スムーズに何の違和感もなく構えられます。

初めてのクラブを構えるとき、フェースの向きやクラブの角度を気にしないといけないということがあったりするのですが、今回はまったくありませんでした。

打感や飛びの確認、実際に打ってみる!

私の中では、インパクトの打感には2種類あると思っています。

1つはボールがフェースに当たってボールのゆがみやフェースのへこみを感じる柔らかさのあるもの、もう1つはボールやフェースの変形をあまり感じず高速で弾くように硬さのある打感です。

これは好みとしか言いようがありませんが、DRIVESTARはドライバー、フェアウェイウッドともに後者です。

強い弾きとボールが当たった瞬間のスピード、初速の速さを実感し、あっという間に遠くへ飛んでいくイメージです。

インパクトの音や飛び方は飛んでいるという実感をくれます。

打ってみて素直にどう感じるか。これは次に打つ時のイメージにつながるので大切です。

飛んでないな、球が弱いなと感じてしまうと必要以上に力が入ってしまいミスを誘発します。

そういった意味でも安心させてくれるクラブでしょう。

ラウンドから見えてくるクラブの良さ

試打でラウンドしたコースは私のホームコース。ホールによってはロケーションが難しく、ティーショットを打つ際に不安やプレッシャーのかかるホールもありますが、そんな場面でいい仕事をしてくれました。

いつもであれば右のOBが気になって左へミスが多発してしまいそうなシチュエーションのホールでも、DRIVESTARなら大丈夫。

このクラブは適度につかまりが良く、右へ飛んでいくイメージが沸きません。球がつかまることで右へのミスやスライスの球筋が少なく、飛距離のロスが少なく効率よく飛ばすことができます。クラブの特性を味方につけることでミスを減らし、ナイスショットを多く生み出していけるのです。

実際に多くのホールで、しっかりつかまった高弾道のボールでいつもより少し先のフェアウェイをとらえ続けてくれました。

フェアウェイウッドはミスがミスにならない!

フェアウェイウッドはどうでしょうか?

シチュエーションとしてはロングホール(パー5)のセカンドショット、ピンまでの残り距離は230ヤード。5番ウッドで狙います。右にはハザードが待ち受けており右へのミスはしたくない場面。

結果は、自分の中では最悪の右へのミスの感覚だったのですが、球はほぼストレートボールでグリーン右のカラーへ。2パットで収め見事バーディー。

まさにクラブに助けられました。もしも自身のいつも使用しているクラブであれば右のバンカー、最悪の場合OBだったでしょう。

ミスがミスにならない。これこそがクラブの進化です。

クラブ技術の恩恵をしっかり受けさせていただきました。

ミスのイメージをアドレスで感じさせないクラブでした!

今回試打したのは、ドライバーは10.5度、シャフトはSPEEDER NX for Yamaha M423d(S)、フェアウェイウッドは5番(17度)、シャフトはSPEEDER NX for Yamaha M423f(S)です。

ヤマハ インプレス DRIVESTARは、ドライバー、フェアウェイウッドともに弾きの良さと直進性を特に感じることができました。最近飛距離が落ちたと悩んでいるゴルファーにもオススメです。

自信を取り戻すことができると思います。

クラブの形状もオーソドックスで構えやすく、ミスのイメージをアドレスで感じさせません。

ぜひ皆さんも一度、手に取っていただいて試していただきたいと思います。