ゴルフクラブ
風と草の大地
エスティバンから紅き最速シャフト「MODE-01」が登場
ゴルファーなら誰だって今より飛ばしたいですよね!
ボールを飛ばす要素として一番馴染み深いのがヘッドスピード。ヘッドスピードが上がればもっとボールは飛ばせるんだけどどうやるの?
今回はヘッドスピードが簡単に上がるギアを紹介します。
飛ばしに命を懸けているメーカーが開発した軽量の超飛距離系シャフト
自分も所属しているドラコン団体JPDAを全面サポートしているESTIVANT(エスティバン)が、全ゴルファーのヘッドスピードを上げるために開発した超飛距離系シャフトがMODE-01です。
飛距離アップに焦点を当てて開発したヘッドスピード爆上がりシャフトです。
どんな特徴のシャフト?
ヘッドスピードを上げるにはシャフトの「しなり」をしっかり使うことがとても重要なのですが、そのシャフトのしなり戻りを使うのが苦手なゴルファーが意外と多いです。
でもこのシャフト自体がオートマチックにしっかりと高速でしなり戻り、ヘッドスピードを上げることで今までにないボール初速を体現します。
R、S、X等の一般的なフレックス表示のないワンフレックスのシャフトで、なんとヘッドスピード35メートル/秒(m/s)から60m/sオーバーまで幅広く対応するシャフトです。
深みのあるワインレッドカラーにゴールドの文字が高級感を演出します。
本当にメチャメチャ柔らかい
ヘッドスピード60m/sに対応すると聞いて、一般的には物すごい硬そうというイメージもあるかもしれませんが、ヘッドスピード35m/sにも対応しますので、実際は物すごい柔らかいシャフトです。
振動数という数値で表すと、45インチのスイングウェイトD2で、なんと205cpmです。
205cpmがどれくらい? とピンとこない方のために一例を挙げると、カスタムシャフトの50グラム台Sフレックスで250cpm、40グラム台のRフレックスで220cpmくらいが一般的です。
そして振動数が10cpm変わるとフレックスがRフレックスからSフレックスくらいに変わります。
つまり205spmとなると3R(トリプルアール)かレディースクラブくらいに柔らかいことになります。
動画内でワッグルしているのがMODE-01です。
明らかにMODE-01が大きくしなっているのがわかるでしょうか?
この大きなしなりと高速しなり戻りで、スイング等を変えることなく大きな飛距離を得ることができます。
ヘッドスピード50m/sくらいで素振りもしていますが、頼りない感じもせずしっかり反応して走っているのを感じます。
どれくらい速いの?
この動画では2本のシャフトで打ち比べをしています。
簡易計測としてユピテルのGST-5Wを使用しています。
始めの組み合わせはシャフトの走りでは最も知名度があり、アマチュアゴルファーにも絶大な人気を誇るシャフトメーカー、フジクラシャフトのSpeeder EVOLUTION V(スピーダー エボリューション ファイブ) 661(S)にテーラーメイドの最新モデルSIMドライバーです。
打ってみると、さすがは加速感には定評のあるシャフトに空力を意識しまくったヘッドだけあって、しっかりヘッドスピードとボール初速が出ています。
続いて打っているのがMODE-01です。
同じ振り感で振ってみましたが、ダウンスイング以降の加速感が物すごかったです。
2本をユピテルの数値で比べるとヘッドスピードだけ見ても2m/sは上がってます。ボール初速も、シャフトが走ってしっかりボールがフェースに乗ったのか、6m/sも上がってしまいました。
最速シャフトの実力を動画でどうぞ
ここからはYouTubeにアップした自分の動画をご覧ください。
ヘッドスピードも50m/s、45m/s、40m/sと調整して打っていますので、多くの方が参考になるかと思います。
このシャフトを使用する大きなメリットとしてメーカーは以下の3点を挙げています。
・トップ時にしなることでスイングに「タメ」を作ることを実現
・ダウンスイング時に超高速のしなり戻りによる、「ヘッドスピードアップ」を実現
・しなりを活用した高打ち出しの実現
「シャフトが勝手に仕事をする」という部分に注目しており、シャフトの超高速しなりによって、『ただスイングするだけで、シャフトが勝手に仕事をして飛距離に直結』するようになるということです。
また個人的な感想として、変に力まず振れるので1ラウンドするのに体力面でも非常にアドバンテージになると考えてます。
また最近渋野日向子プロが使用したことで有名になった、フジクラの練習用シャフトが刺さったクラブ「MCI Practice Iron」をご存じかと思います。
フジクラにも「安定したスイングリズムを調整するための練習用シャフトを作ってほしい」とのプロからの声が上がるように、柔らかいシャフトはスイングリズムの安定にもつながります。
このMODE-01を使用すると、振っているだけでヘッドスピードが上がってスイングリズムも安定してしまうという夢のような状態になる可能性があります。
超軽量に設計され、シャフト長も48インチあるため通常の45インチカットから長尺クラブまで幅広く対応します。
トルクも5.8とあえて大きく設計されており、球のつかまりも上々なのでぜひ使用してみてください。