ゴルフクラブ
はーしー
「2」に進化して柔らかさと飛びをプラス!スリクソン X2コース試打レポート!【PR】
みなさんこんにちは!
私は特に決まったボールを使う傾向になく、他の方があまり使わないボールを使う傾向なのですが……。
ココロ揺れているはーしーです。
さて、今回はスリクソンの超最新! 飛び系ボールなのに柔らかい「スリクソン X2」をコースで使用したレポートをお送りします。
同時に前モデルのスリクソンXも持ち込んで比較していますので、スリクソンXをマイボールにしている方にもぜひご覧いただきたいと思います。
目次
まずはこの商品の概要と前作「X」との違いから!
今回紹介します「スリクソン X2」は、皆さんご存知の超飛び系ボール「スリクソンX」の後継モデルとして誕生しました。
Xの後継と誰でもわかるX2という直球ネーミングですが、これは「Xを上回った!」という意味も込められているのだと思います。
公式サイトにもある通り、他の性能には目もくれず「飛距離追求型」と言い切っているあたりはさすがです。
で、今回X2になって何が変わったの? というトコロ。
今度は「ヘッドスピードに左右されずに飛距離を伸ばしたのは当然として、もっとソフトな打感にしたよ!」とのこと。
さらに日本プロドラコン協会(JPDA)プロドラコンツアー公式球に採用という触れ込みで、飛距離には相当自信があるようです。
そしてソフト化の意義ですが、打感もさることながら「ボールがつぶれやすくなり、サイドスピンが減少するため直進性もアップしました」と表記されています。
なかなかに気合いの入った商品デス。
基本的なスペックとしては、ヘッドスピードは35メートル/秒程度~40メートル/秒台後半まで幅広く対応し、ディンプル(ボールのくぼみ)を深くして飛距離を追及しましたよ、とのこと。
次は外観のチェック。
Xとの見た目の相違点、スリクソンのロゴはお馴染みで変わりありません。
が! 新モデルのX2はロゴがちょっとデカい(写真)。
同時にラインも太く、3本の線がハッキリと見やすくなったので、パッティングの時に役立つこと確実!
私、個人的にはパッティング等でボールのラインやロゴを気にせず適当にセットするタイプですが、ここまでガッツリとデザインされていると、自然と合わせたくなります(笑)。
ドライバーで打ってみました♪
お待ちかね。
ラウンドの際にドライバーで打ってきました!
そんな私のゴルファースペックですが、ヘッドスピードは45メートル/秒程度、クラブハンデは12です。
使うドライバーはちょっと古めのコブラ KING F6+にTENSEI CK Pro Orange 6Sという組み合わせ。
独特の打音が特徴で、最近のモデルにも引けを取らない驚異の直進性を誇るぶっ飛びドライバーです。
さて、打感はやはり旧モデルXより新モデルX2のほうが柔らかいというか、潰した感が感じられます。
またV1やZ STARのようなスピン系の柔らかいボールと打感を比べた場合、X2は「硬い」というより「軽い」といったほうが表現的には合っているのかも知れません。
感触がガツン! ではなくてバシン! って感じでしょうか……。
そしてスリクソンXとスリクソンX2の両方をコースで打ち比べた飛距離ですが、私も素人なのでまったく同じショットというのは難しいものの、やはり「あ、飛んでるかな?」って思うのはスリクソンX2のほうでした。
また曲がり具合も甲乙付け難いですが、どちらもショットの曲がり幅は少ないように感じます。
打った瞬間「あぁ~!」なんて思わず叫んじゃう当たりでもとりあえず前に進んでくれるので、結構助かりました。
またヘッドスピード35メートル/秒の父親(70代後半)にも打ってもらいましたが、いつもより数ヤードは確実に飛んでいて「これいいな、今度買ってくれよ!」と言われました(笑)。
飛距離が欲しいシニアにも激しくオススメです。
アイアンやウェッジでは?
アイアンやウエッジでは、さらにスリクソンXとスリクソンX2との柔らかさの違いが感じられました。
ミドルアイアンでは心地よいボールの押し感が分かり、ショートアイアンでガッツリと打ち込んだ時のフェースへの食い付き感が歴然です!
またアプローチで軽く当てに行ってもフェースに乗ってる感じがなかなかに私の好みだったりします。
そしてこのボールは、飛距離を最大限に生かすが故にアプローチスピン性能が高い領域にはないのですが、個人的には「言うほど止まらないワケじゃないんじゃね?」というのが正直な感想です。
私は花道からのアプローチで58度を使い、低く出してスピンで止めるショットをたまに使います。
そこでは確かに1~2バウンドしてギュギュッ! と止めたりはできませんが、1カートン(12球)1000円前後で売られているような格安の飛ぶボールに比べれば圧倒的に止まります。
もう1バウンド増えるかな、という程度ですので、落としどころで調整できちゃう感じ。
またグリーンを狙う際に上から落とすような弾道の高いショットでも、着地後にダラダラと転がってしまうようなことが少ない気がします。
打感さえ許容できるなら、スピン系ボールが好みの方でも全然使えますよ、コレ。
最後に結構気になるかも? のパター!
ハッキリ言っちゃいます。
パットのショートが多い方には超オススメ! 打感は軽い感じでコツン! と行きます。
で、これが結構転がるんですわ。
実はこれって飛び系ボールのお約束で……。「飛び系ボール」はパターでも「飛びはしませんが飛び系ボール」なのです。
スピン系ボールでパターのショートに悩んでいる方へ「もう一転がり!」が転がりますっ!
そのぶん下りが怖くなったりするのですが、ビビったら負けです(笑)。
大きなX2のロゴ入りラインもありますので、私のようなラインを気にしない人でも無意識に打ちたい方向へラインを合わせてセットしちゃいます。
もしかして、そのショートやオーバーを繰り返すパター不調ってボールにあるのかも知れませんよ!?
実は今回の試打ではロングパットの距離感がかなり良くて、10メートルを超えるようなパットでもだいたい1発でOKの近さまで持っていけたので、ちょっとしばらく使ってみようかな? なんて思っています。
ホント「ちょっと使ってみてよっ!」って言いたくなります。
実は意外な飛び系ボールの活用法!
今回コース試打を3回行ったのですが、晴れ、小雨が降ったり止んだり、本降りの雨……という天気でした。
が、そんな中で雨の中ラウンドした時に気付きました。
雨が降っていたらどうせ飛ばないしスピン掛けてもガッツリ掛けるのは難しい。
まぁその通りですね。
だがしかし!
それを逆手にとって「雨の日こそスリクソンX2であるべき!!」
そうですよ、普段より飛ばないんだから飛ぶスリクソンX2のほうがいい、水を含んだグリーンは普段より重いので、打てばしっかり転がるスリクソンX2のほうがいい。
今回の雨の日ラウンドでは、飛距離とパットでは結構助けられたんじゃないかと思っています。
だまされた? と思って一度使ってみてほしいです。「おぉ! これはアリかもね!」ときっと納得していただけるはずですよ!
結局のところ「お勧め」でしかないのです!
最後に、マイボールが決まっている方にはやはり打感が気になるところですが、このスリクソンX2は他の飛び系ボールや前モデルのスリクソンXより明らかに柔らかいです。
また飛び系では2ピース構造が多い中、スリクソンX2は飛びを追求した3ピース構造。耐久性も高く傷もつきにくい。
ソフトになった結果、潰れやすくミスショットでも曲がり幅も少なめで雨の日には大活躍!
そうなんですよ。お勧めでしかないのです!
もしボール選びで悩んでいる方がいらっしゃったら、問答無用で「コレは試して!」とお勧めしてしまうボール。
他の飛び系ボールをマイボールに使っている方にもぜひ浮気してほしいボール。さらに、幅広い対応ヘッドスピードは、特に飛距離が欲しいシニアの方にもベストマッチ。
曲がり幅少なめは100切りを狙う方にも試していただきたいです。
まだ発売されたばかりですが、ショップで見つけたらぜひ「あぁあの時の記事で見たな~」と思い出しながら手に取りそのままレジへお持ちください(笑)。
少し長くなりましたが、皆さんに伝えたいことがそれだけたくさんある、とても良いボールです。
お試しあれ!