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ゴルフクラブ

亜月

3番ウッドは必要?入れたいけど迷っている人への使い道と打ち方

ゴルフを始めてラウンドにも慣れてきて、段々とスコアを気にするようになってきた頃、伸ばしたいのはまず「飛距離」と頭に浮かぶ人も多いと思います。

ドライバーの飛距離が欲しいのはもちろん、セカンド(2打目)で距離を稼ぐことができれば、パーオンや、短いアプローチを残す位置につけられますよね。

そこで3番ウッドをバッグに入れようかと思ったけれど、周りから「いらない、早い」などと言われて入れるのをためらっている人もいるようです。

そこで今回は、3番ウッドについて見ていきましょう!

3番ウッドはどんなクラブ?

フェアウェイウッドは、ドライバーの次にロフトが立っていて、シャフトが長いことが特徴のクラブです。

ドライバーを少し小さくしたようなウッド型のヘッド形状ですが、ドライバーはティーアップして浮かせた状態で打つことが前提に作られているのに対し、フェアウェイウッドは地面にあるボールを直接打つことを前提に設計されています。

主にセカンドショットで使用され、ミドルホール(パー4)のセカンドで直接グリーンを狙っていったり、ロングホール(パー5)のセカンドで、なるべくボールをグリーンに近づけるよう、飛距離を求めるクラブとして使われています。

スコアを出すことを狙うにはとても有効なクラブで、皆さんクラブセッティングに1本は必ず入れているかと思います。

フェアウェイウッドの中でも、3番ウッドや5番ウッドなどがありますが、「3番ウッドは難しい」と言われたことがある人もいるのではないでしょうか?

3番ウッドは各クラブメーカーがそれぞれ販売をしていますが、近年では、ドライバー並み、ドライバー超えの飛距離を出す3番ウッドも登場しています。

ドライバーを直接地面から打つことを「直ドラ」と言いますが、高等技術のため、あまり得意にしている人はいません。

よって、3番ウッドは、多くの人にとって「地面から打つ最も長いクラブ」と言えるものです。

スコアメイクに有利であろうこの3番ウッド、なぜ「いらない、早い」などと言われるのでしょうか?

3番ウッドはなぜ「いらない」と言われるのか?

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一般的に3番ウッドがいらないと言われる理由は、番手通りの距離が出しづらいからと言われています。

3番ウッドのロフトは平均的に15度前後と設定されており、ロフトが立っているクラブです。

この平均的な3番ウッドで番手通りの距離を出すためには、ヘッドスピードは45メートル/秒(m/s)前後は必要と言われています(やさしいと言われる3番ウッドなら、もう少し遅いヘッドスピードでも打てるかもしれません)。

アマチュア男子の平均ヘッドスピードは、38~43m/sと言われています。

地面から3番ウッドを打つのに、ヘッドスピード45m/sの人なら番手通りの距離を出すことができますが、ヘッドスピードがそれよりも遅い40m/sの人は、ボールにかかるスピン量が足りず、ボールが浮き切らないことで、キャリーを稼ぐことが難しくなるのです。

これくらいのヘッドスピードのプレーヤーであれば、同じ条件で、ロフト角が18度前後の5番ウッドを打ったときのほうが、キャリーもランも稼げるかもしれません。

また、3番ウッドはかなりシャフトの長いクラブですので、スイング時に、スイングプレーン通りに振ることが難しいクラブです。

スイングプレーンから外れたスイングをしてしまうと、ダフりやトップなど、ミスショットにつながりやすいことも、3番ウッドはいらないと言われる理由になります。

ボールの頭を打つだけで少ししか前に進まず、どんどんと打数を積み重ねてしまうと、スコアもどんどんと悪くなってしまいます。

それなら、飛距離も出て当たりやすい5番ウッドを使用する、という選択肢を持つ人が多いことから、3番ウッドはいらないという意見も蔓延しています。

ラウンド中の3番ウッドの使い道

それでは、やはり3番ウッドはいらないのでしょうか?

と言うと、そうではありません。地面から打つのが難しい3番ウッドも、使い道を考えれば、とても役立つクラブです。

先ほど、ヘッドスピード40m/sの人は、5番ウッドのほうが飛距離も出て当たりやすいという意見があるとご紹介しましたが、ティーアップをしていれば、その限りではありません。

ティーアップをすることで、ボールが浮いている分ロフトなりに打球が上がります。

また、芯でとらえやすくなることで、初速も上がり、結果、キャリーを稼ぐことができます。

方向性が必要な狭いホールでは、ドライバーではなく、3番ウッドをティーショットに使うことは、OBのリスクを抑え、距離も稼ぐことができるという、有効なスコアマネジメントの一つです。

地面から3番ウッドでボールを番手通りに飛ばすことが難しい人でも、ティーショット用として使用する方法は選択肢に入れてもいいかもしれません。

3番ウッドの打ち方

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3番ウッドは、他のクラブと比べて、打ち方に違いはあるのでしょうか? 3番ウッドを打つのに大切な点をチェックしてみましょう。

まずは、ボールの位置。

ロフト角が少ないため、どうしてもボールを上げたい気持ちが強くなり、ドライバーと同じように、左足の前にボールを置いてしまう人も多いようです。

しかしそこにボールを置いてしまうと、引っ掛けてしまったり、クラブがボールに届かず、上をかすめてしまい、ミスショットになってしまうケースが多いです。

3番ウッドのシャフトは、ドライバーよりも短いため、ドライバーのボール位置よりも少し右に寄せる位置にセットするのが良いでしょう。

芝から打つ場合は、さらに右に寄せ、スタンスを気持ち広めに取ると、バランスを崩しにくくなりますよ。

次に、アドレスはハンドファーストで構えましょう。

そうすることでダウンスイングでインサイドからクラブヘッドが入ってきやすくなり、フェースが開きにくくなります。

結果、ボールを芯でとらえやすくなるメリットがあります。

トップから切り返し、ダウンスイングでは、ウェッジやショートアイアンのように打ち込むイメージを持たず、ほうきで払うような、払い打ちを心掛けましょう。

ウッドのソールは広いため、きれいに払い打ちができるはずです。

最後に、どのクラブにも言えることですが、腕の力を抜いて、身体で打ちにいくことが大切です。

まとめ

3番ウッドは、使いこなすことができれば、スコアアップに大きな武器になるはずです。

ただ、無理に使わなければいけないというものではありません。3番ウッドを入れず、5番ウッドやその下の7番、9番ウッドを武器にラウンドしている人もたくさんいます。

クラブの特徴を良くつかんで、どのようなゴルフをしていきたいか目的と照らし合わせて、どんなクラブが必要か、ゆっくり考えてから取り入れてみてくださいね。