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伝統と革新!新しいゼクシオ「11」 &「 X」を試打した!

12月7日発売予定のXXIO 11(ゼクシオ イレブン)とXXIO X(ゼクシオ エックス)の試打クラブが店頭にありましたので試打させてもらいました!

ジャパンブランドとしては他を圧倒する人気で、新作が発表されれば必ず話題になるモンスターブランドです。

新作も今までと同様素晴らしいクラブとなっておりましたが、今回は2モデルがラインナップされました。

今まで純正仕様だとスペックが合わず使用したことがなかった方でも、どちらかがご自分に合うかもしれません。

XXIO 11を試打!

まずはXXIO 11から試打しました。スペックは以下の通りです。

シャフト:純正シャフトのS(重さ:42グラム)

ロフト:10.5度

構えた印象はこれまでのXXIOを踏襲したような顔つきでした。少しつかまりそうな印象を与えてくれます。

相変わらず良い顔してますね。

今回は純正シャフトのSで試打しましたが、42グラムということもありかなり軽く感じました。

フレックスもSでありながら、他メーカーならRになるのでは? と思うくらいの柔らかさでした。

「自分はいつもRだから」といってシャフトを選ぶと失敗しそうな感じです。ずっとXXIOユーザーの方であれば大丈夫かなと。

実際に打ってみると、1球目は思いっきりトップしました……。

マイクラブとかなり重量差があり、かなりヘッドアップしてしまいました。

気を取り直して力まずヘッドスピードを落として打ってみたところ、ばっちりタイミングも合い良い球が打てました。

球筋は軽いドローで、高さも十分に出ますし、かなり軽く振ったにも関わらず飛距離も通常とあまり変わらないくらい出てました。

やさしさと飛距離性能はこれまで以上に高い気がします。

その後何球か打ちましたが、ナイスショット連発でした。

これはヘッドの許容性の高さに起因するものなのか、それともシャフトの技術によりスイングが安定したものなのかは分かりませんが、淀みなく振ることができるので、必然的にミート率もアップします。

顔も良くて飛距離も出てやさしいドライバー、そりゃ売れますね。

XXIO Xを試打!

次はXXIO Xを試打してみました。スペックは以下の通りです。

シャフト:純正シャフトのS(重さ:47グラム)
ロフト:10.5度

今回新たに2モデルがラインナップされましたが、追加されたXは、XXIOのスペックだとアンダースペックとなってしまう方をターゲットとしたモデルだそうです。

フルチタンの11と違い、Xはソールの一部にカーボンを使用しています。

構えてみると、こちらもややつかまりそうな印象ですが、11ほどではないかな? と思う程度でした。

黒で引き締まった見た目をしており、11とはまったく違う印象を与えてくれます。

11は青のグラデーションで、モデル名の力もあるでしょうが、やさしい印象を与えてくれます。

対してXは引き締まった顔つきをしているので、振っていく気にさせてくれる男前な印象です。

やさしさも兼ね備えているので「優男(やさおとこ)」といった感じでしょうか。

打ってみると、高めの金属音で良い音をしていました。

音はプレーヤーにとっては非常に重要なファクターです。

こちらも他社純正シャフトと比べると少し軽めな設定になっておりますが、スペック以上にしっかり目となっている印象です。

まずは軽めに振っていきましたが、シャフトとタイミングがマッチしたのかきれいに打つことができました。

飛距離も十分出ていますし、軽いドローとなっていました。

その後何度打っても同じような球筋でした。

総評

getty

2モデルを試打してみましたが、どちらのモデルにも共通しているなと感じたのが、自分でクラブを振っていくのではなく、タイミングを一定にして力まず振れば、あとはクラブが良い結果をもたらしてくれるということです。

このクラブほど「クラブに仕事をさせる」という言葉が当てはまるクラブはないです。

クラブがかなりのポテンシャルを持っていますので、プレーヤー側は余計なことをせずクラブに任せてOKです。

ただ、そんなにクラブ任せにするのは嫌だ、自分でも少しは振っていきたい、という方もいらっしゃると思いますので、そのような方は「X」のSの使用をおすすめします。

それかリシャフトですが、リシャフトした場合「ウェイトプラス」はどうなるんだろうという疑問はあります。

店員さんに聞くのを忘れていました。

どちらのクラブも飛距離性能が高いことはもちろんのことですが、XXIOが支持される理由は、プレーヤーが使用していて感覚的な部分が非常に気持ちが良いクラブであることだと思います。

クラブの顔つき・打音・打感・ボールの飛び姿等々、五感へと伝わってくるものが秀逸です。

この感覚が飛距離・直進性・やさしさを感じさせてくれるので、プレーヤーが安心して選ぶクラブなんだと思います。

そりゃ売れるはずです。

私が使用するなら「X」の純正Sシャフト、もしくはリシャフトかなと考えております。

リシャフトして少し自分でも振っていける状態に仕上げた時にどんな結果をもたらしてくれるのか、想像するとニヤけてきます。

それぐらい他社にはないポテンシャルを感じさせてくれるドライバーでした。

それにしても2019年はドライバー豊作の年でしたので、クラブ選びに大いに悩んでおります。

来年はどんなドライバーが登場するのでしょうか?

今から楽しみです。