ゴルフクラブ
はーしー
ストロングロフトの時代こそウェッジを増やそう!
こんにちは!
やっと夏本番、暑いけど青々とした芝の上のゴルフはとても気持ちいいですね♪(と言ってるそばから秋の気配が漂ってきていますが……)
汗をかけばダイエット! と勝手に自分へ言い聞かせているはーしーです。
今回は、飛び系アイアンに合わせたウエッジの選び方、なんてちょっと偉そうな? お話を。
飛び系アイアンのカラクリ
良く「2番手飛びます」とか謳(うた)い文句にしている商品。
十数年前、7番アイアンはロフト35度くらいが一般的でした。
今では35度と言ったら飛び系アイアンで8番~9番くらいのロフトになります。
が、最近人気の「ゼクシオクロス(ダンロップ)」、これなんて7番で25度とか言うとんでもないロフト角。
そりゃ2番手飛ぶわ! と突っ込みも入れたくなります(笑)。
そんな流れでピッチングウェッジ(以下PW)は現在の売れ筋アイアンですと42~45度くらいに設定されているものが多いのかと思われます。
それ以下でセットするウェッジをどうすればいいの? って所を突っ込みましょう。
ロフト1度で2.5ヤードを逆算してウェッジを決めましょう
サブタイトルの通り。
ロフト角1度で概ね2.5ヤードの飛距離差が出ると言われています。
よくPWの次は50度・56度が定番的な話もありますが、ウェッジは固定概念を抜きにして、打ちたい距離に合わせてセッティングするのがキホンですので、ご自身の打ちたい距離に応じた選定を行いましょう。
その基準となるのがアイアンセットに含まれるPW。
いつもPWで何ヤード飛ばしてますか?
そこからさらに打って行きたい短い距離を逆算します。
例えば手持ちのPWがロフト44度で100ヤード飛ばせる方の場合、ロフト1度で2.5ヤードですから90ヤードを飛ばすには48度のウェッジが最適ってことが分かります。
もうちょい広げて85ヤード(15ヤード差)にする場合は50度になりますね。
ウェッジは10ヤードで刻むか、15ヤードで刻むか、それ以上やそれ以下にするか、中途半端なロフト角になる場合は切り下げるか切り上げるかを考えます。
ウエッジ3本のススメ
このように最近のストロングロフト化は短い距離を打ち分けるのは難しいので、ウェッジに頼っていくことになります。
そうなると、仮に48度からスタートするウェッジは2本で足りるのか? 問題が発生します。
48度から10ヤード刻むなら次が52度ですが、その52度をバンカーショットで使えるのか?
なかなか難しいですよね。
本数を節約するならPWの次を15ヤード刻みで50度、56度でOKで、PWの44度100ヤードに対して打ちたい距離がそれぞれ15ヤード短い85ヤード、70ヤードになります。
それで打ちたい距離が埋められるのか?
そこで「ウエッジ3本のススメ」。
PWが45度以下のアイアンセットの場合、48-52-58や50-54-58、50-54-60などなど、ウェッジを3本入れることで打ちたい距離を埋めていこう! ということデス。
私のセッティングですと、PWが45度で130ヤード前後、120ヤードを飛ばすには49度となりますがウェッジではそんなに頑張って打ち込まない上にそのロフトの商品が少ないため、1度ロフトの立った48度にし、同じくフルスイングをしないので52度で100ヤード程度、58度で90ヤードと入れています。
また80ヤードを打つ場合は58度のスリークオーターで、なんとなく80ヤードくらい飛んでくれます。
それ以下はライによって変わるので感覚で勝負です(笑)。
100ヤード以下が勝負!
ゴルフはどんなショットも大事ですが、やはりスコアに大きく影響するのは100ヤード以下の通称「ショートゲーム」。
100ヤード以下を3打で上がれれば100切り余裕デス。
ドライバーでナイスショット! ボールも良く転がって短いミドルホール(パー4)はセカンドがなんと80ヤード!
しかし、手持ちのクラブでは普通に打って80ヤード打てるクラブがなく、仕方なくワンクラブ大きいものでコントロールしたら手元が緩んでトップしグリーン向こう側へ……。
返しのアプローチもザックリしてほとんど寄らず、2パット費やし上がってみたらボギー。
残り100ヤード切ってから4つ叩くなんて話、私にもあるあるです(笑)。
そんなチャンスを生かすために、手元でコントロールせず「道具に頼って距離のバリエーションを増やす」ことを重点としたのがウェッジ3本体制なのです。
残り20ヤードとか30ヤードなら仕方ありませんが、80ヤードや90ヤードなんて変にコントロールせずウェッジで普通に打って行ける距離なので、そこのミスを減らすために道具に頼りましょう。
さらに、ウェッジにはいろいろな打ち方があります。
フェースを開いたり、ハンドファースト(ハンドレート)にする事で飛距離やスピン、球筋を多彩にコントロールできます。
練習場でいろいろ試して、皆さんに合った打ち方が見つかると100ヤード以下が凄く楽しくなりますよ!