ゴルフクラブ
もーりー
自分が使っているドライバーの重量を言えますか?〜自分にあったドライバーを選ぼう〜
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ドライバーでもっと飛ばしたい!
ゴルファーなら誰しもが思うことではないでしょうか。
でもそんなにドライバーに思い入れはあっても、
「自分が使っているドライバーの重量を言えますか?」
と質問されて即座に答えられる人って意外に少ない気がします。
クラブ重量はシャフトで決まる!
クラブの重量といっても、クラブヘッドやグリップの重量はあまり関係しません。
というのも、例えばドライバーであれば、ボールを飛ばすためのスイングスピードが減速せずに、反発係数が最適になるヘッド重量は196グラム±5グラムが一般的であり、グリップについても、クラブヘッドとのバランスを取るために50グラム前後で設定されているからです。
クラブ重量は何によって決まるかといえば、ずばりシャフトの重量なのです。
シャフトの重量はヘッドスピードが目安となり、
・ヘッドスピード35メートル/秒〜で40グラム
・ヘッドスピード40メートル/秒〜で50グラム
・ヘッドスピード45メートル/秒〜で60グラム
・ヘッドスピード50メートル/秒〜で70グラム
が一般的なシャフトの重量になります。
ちなみにヘッドスピードが35メートル/秒以下の女性向けには30グラム台、ヘッドスピードが50メートル/秒以上の超ハードヒッターなら80グラム台のシャフトを使う場合もあります。
男性で300グラム、女性では280〜290グラムが一般的ですが……
これでいくと、標準的な男性アベレージゴルファーであればクラブ重量300グラム(シャフト重量50グラム)、女性アベレージゴルファーやシニアゴルファーであればクラブ重量280〜290グラム(シャフト重量30〜40グラム)が適正な重量になります。
最近はスイングスピード重視でクラブ重量をできるだけ軽くする傾向がありますので、男性用のドライバーは純正シャフトで290〜300グラム、女性用なら280グラムくらいが標準といったところでしょうか。
ただクラブ重量が軽過ぎると手打ちになりやすいというデメリットがあるので、よく『振り切れる範囲で重めのシャフトを選びなさい』と言われます。
少しシャフトを重くすることで手打ちを防ぎ、体全体を使ったバランスのいいスイングになりやすいというわけです。
この考えからいくと、ヘッドスピードが40メートル/秒くらいの人でも重量60グラムのカスタムシャフトでクラブ重量310グラムくらいのドライバーを使うのもアリだと思います(その代わりシャフトの硬さはSではなくSRくらいのソフトスペックにしたほうがいいかもしれません)。
シャフトは軽めでグリップを重く!?
いかがでしたか?
ちなみに私はスイングスピード45メートル/秒。
ですが、シャフトは50グラムの純正シャフトでクラブ重量300グラムのドライバーを使っています。
理由は、最近のドライバーのシャフトは軽くてもしっかりしているから。
その代わりシャフトの硬さはSで、グリップを5グラムくらい重めに調整しています。
というわけで、皆さんもさっそくご自分のドライバーの重量を把握してみて、スイングスピードに対して軽過ぎないか、はたまたオーバースペックになっていないかをチェックしてみてくださいね!
クラブ重量を見直すだけでドライバーの飛距離や方向性が劇的に改善されるかもです♪
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!