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驚きの打感!キャロウェイAPEX PROを打ってみた!

先日、キャロウェイAPEX PROアイアンの最新作を試打する機会がありました。

このアイアンはただの軟鉄鍛造アイアンではなく、いろいろな技術が投入された最新のプロモデルのようです。

どのような進化を遂げているのかをお伝えしたいと思います!

今回のスペックは?

今回試打したスペックは以下の通りです。

番手:7番(ロフト:33度)
シャフト:N.S.PRO MODUS3 Tour 120、FLEX-S

昨今プロモデルでも飛距離を求められるようになっていることから、ロフトが33度と若干立った設定となっておりますが、現在ではよく見られるロフト設定です。

シャフトに目を向けると、最近はダイナミックゴールドのS200ではなくMODUS3 120だったり105が標準スチールシャフトとなっているものが多くなってきました。

N.S.PRO 950Gの設定もありましたが、こちらは根強い人気です。

見た目と構えた印象は?

見た目は前モデルのAPEX PROと比べて少しすっきりとした印象です。

仕上げはメッキなのかサテンなのか何とも言えないのですが、メッキほどキラキラしておらずサテンのように大人し過ぎずちょうど良いのではないでしょうか?

個人的にはバックフェースのカラーリングがAPEXのほうが良いかな? とも思いましたが、かっこ悪いものでは決してありません。

構えた感じは、やさしめのプロモデルという印象で、若干のグースとほど良い厚さのトップライン、全体的に丸みを帯びた形状となっており、とっても安心感のある顔です。
キャロウェイらしい顔です。

マッスルバックを構えた時のような緊張感はないので、どなたでも手にしやすい顔つきではないでしょうか?

バックフェースを見ていると、何となく2011年版レガシーブラックが頭に浮かびました。

顔が違うので、同モデルを長年愛用しているヘンリック・ステンソンがこのクラブに替えることはないでしょうけど。

試打した感想は?

getty

実際に打ってみました。

最も印象的だったのは、打感の柔らかさでした。

打感が柔らかいアイアンは他にもありますが、この柔らかさは「なに!?」と思わず声が出るほどでした。

この柔らかさはAPEXにも初搭載された「マイクロスフィア」の影響が大きいのでしょうか。

軟鉄なのでマイクロスフィアがなくてもある程度打感は柔らかくなっているのでは? とも思いましたが、4~7番まではカップフェースになっているそうなので、こういった工夫は必要なのでしょう。

ただ、ミスショットをしてもまだ柔らかさが残っているので、私にとってはこの柔らかさが不自然にも感じられました。

不自然というか、「人工的」な柔らかさと言ったほうが良いかもしれません。

飛距離性能はアイアン全体としては標準的なものですが、プロモデルとしてはロフト角33度ということもありやや立っているのではないでしょうか?

最初に軽く打った1打目では、私が使用しているマッスルバックタイプとほぼ同距離でした。その後慣れてくると、ロフト差は約2度ながら10ヤード以上飛んでました。

球も上がりやすいです。

寛容性も高く感じました。多少芯を外しても距離はほぼ変わらず、顔つきと同様安心感を持てました。

操作性は、曲げられないことはないのですが、直進性の高さのほうが勝っている印象でした。

総評

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まとめますとこんな具合です。

見た目:★★★★☆
飛距離:★★★☆☆
寛容性:★★★☆☆
操作性:★★★☆☆
球の上がりやすさ:★★★★☆

私がキャロウェイ好きということもあり贔屓目もありますが、安心感がありプロモデルであっても幅広い方に合うのではと思わせてくれるクラブでした。

飛び系アイアンに多い「ボテッ」としたアイアンだったり、グースが入った顔がどうしても合わない方もいらっしゃると思います。

そのような方がやさしめのアイアンを見つけるのは非常に大変なことです。

そんな方にぜひ試してほしいアイアンです!

もう少し打感に軟鉄のフィーリングがあっても良いのかな、ダイナミックゴールドの設定がほしいな、という思いがありすぐの購入には至っておりませんが、完成度の高い最新版プロモデルアイアンでした。