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横峯さくらプロがお試し中?バルドのブラッシーってどんなクラブ!?
こんにちは、ライターのとやです!
現在シーズンオフながら、プロゴルファーたちの様々な動向が紙面を賑わせていますね。
そこでひと際注目を集めたのがクラブ契約フリーとなった横峯さくらプロのセッティング。基本的にはドライバー、ウッド系ともにピンのクラブが刺さっていました。
でも1本だけ聞きなれないメーカーのものがあったんです。それが「バルド」というメーカーのブラッシーでした。
これってどんなクラブなんだろう?
目次
ブラッシーってなんだっけ?
ブラッシー? そんなクラブあったっけ?
と首をかしげてしまいそうなくらい聞きなれないクラブ名。ですがブラッシーとはれっきとしたウッドの種類の1つで、今やほとんど見かけない2番ウッドのことなんです。
ほとんどのゴルファーは1番ウッド(ドライバー)の次は3番ウッド(スプーン)か5番ウッド(クリーク)、中には4番ウッド(バフィー)やユーティリティという人もいるかもしれません。
ドライバーとスプーンの間のクラブこそ、2番ウッドのブラッシー。
このクラブを入れている人は珍しいというか、ボクの周りでは一人もいません。横峯さくらプロはこのブラッシーをオフシーズンに試しているようなんです。
実際に今季使用されるかどうかは未知数ですが・・・。
BALDO(バルド)ってどんなメーカー?
バルドというメーカーはあまり聞きなれない、聞いたこともない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
いわゆる地クラブと呼ばれるメーカーで、皆さんが良く知るタイトリストやテーラーメイド、キャロウェイ、などといった世界的に流通しているメーカーではありません。
もっと小規模で、各地域で生産されているクラブメーカーのことなんです。
そのため大手量販店には地クラブメーカーの商品が並ぶ機会は限られています。
一部の決められた店舗でのみ手にすることができるニッチなクラブなんですね。
BALDO(バルド)TTX BRASSY HEAD SPEC
ここで気になるバルドのブラッシー、スペックを見ていきましょう。
BALDO TTX BRASSY HEAD SPEC
ヘッド体積 260cc
ロフト角 12度
ライ角 58.0度
ヘッド重量 210g
重心距離 42.0ミリ
重心高 25.5ミリ
重心深度 41.0ミリ
重心角 25.5度
Stainless Steel CNC millingウェイト標準装着:10g
別売ウェイト:2g , 4g , 6g , 8g , 10g , 12g , 14g
ドライバーと比較していきましょう。
ドライバーと大きく変わる部分はやはりヘッド体積でしょう。
ヘッド体積は一般的なドライバーでは460㏄の限界値に設定されているアイテムも多い中、バルドのブラッシーは260㏄とかなり小さめ。
3番ウッド(スプーン)が160㏄前後なので、ちょうど中間くらいでしょう。
そして体積だけでなく、ヘッド形状もシャローヘッドの形状をしていて、ドライバーとあまり変わらない重心深さ、重心距離をしているのが特徴的です。
これによって、ボールが上がりやすい、強いボール弾道が出る構造になっているんです。
加えてこのヘッドの小ささは、構えたときに操作しやすそうな印象があります。
ティーショット用? ロングホールの2打目? ブラッシーをどう使う?
アマチュアゴルファーからすればドライバーの代用、という考えがすぐに浮かんできますが、「ロング(パー5)のセカンドショット用にするのかも?」なんて噂もあるようですね。
「デカヘッドのドライバーが合わない!」というゴルファーや、「スプーンよりももう少し距離が出るクラブが欲しい、でもドライバーは使いたくない!」というゴルファーは一度バルドのブラッシーを試してみてもいいかもしれません。
来季、このブラッシーが横峯さくらプロのキャディバッグに刺さっているのかにも注目ですね。