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初心者

もーりー

ミスショットの方向が一定になればスコアは安定します!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

皆さんの“持ち球”ってドローとフェードのどちらですか?

それともストレート系?

人それぞれだとは思いますが、その“持ち球”(方向性)はナイスショットが出た場合の話だと思います。

しかし今回取り上げるのはなんと、ミスをした時の方向性についてなのです!

左のミスは99.9%しない!

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2018シーズンの日本ツアーで賞金ランキング2位だったショーン・ノリス選手(南アフリカ)。

ノリス選手は練習場ではもっぱらアイアンを握り、右に出てさらに右に曲がるスライス系のボールを入念に打つのだそうです。

確かにノリス選手は試合本番もフェード系のボールを操り、ミスをするとしてもスライス系の右方向。

左へのミスはまず見たことがありません。

専属キャディも「ノリスは99.9%左に曲げることはない」と言い切れるくらいらしいです。

左に曲げないと言えば、2018シーズンのマイナビABCチャンピオンシップでツアー初優勝を飾った木下裕太プロも絶対に左に曲げない必殺技を持っているそうです。

それは30ヤードほどスライスさせるティーショット。

カット軌道で低く打ち出すので飛距離は出ないですが、このショットでまず左へのミスは絶対ににないそうで、緊張するいざという場面で使うのだそうです。

左右に曲げて優勝を逃す

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いっぽう私がたまたまテレビで見たトーナメント中継でのある場面。

ツアー初優勝が懸かった最終日最終ホールのパー5。

トップタイで最終ホールを迎えたその選手(あえて名前は出しませんが……)は、このパー5でバーディーで文句なしの優勝、パーでもプレーオフという大チャンス。

ところがティーショットを左に曲げてバンカーへ。

さすがに2オンはあきらめ、レイアップを選択して3打目勝負にいったのですが、今度は右に曲げてグリーンサイドの難しいバンカーに入れてしまいます。

結局バンカーショットも寄せられずにこのホールをボギーとしてしまい、すぐそこまで手繰り寄せていた優勝はお預けという残念な結果になってしまいました。

もちろん初優勝の懸かった中で相当なプレッシャーがあったことでしょう。

しかし、この選手がノリス選手や木下選手のようにミスの方向が一定方向に限定されていたとしたら、この最終ホールは緊張の中でも違った結果になっていたのではないか……私にはそう思えてなりません。

ミスショットの方向が一定になるように意識してみませんか?

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ゴルフはいかにミスを減らせるかが重要になってきます。

我々アベレージゴルファーはナイスショットの時の球筋(ドロー、フェード、ストレート)ばかりをこだわりがちです。

しかし3球に1球は自分の思い通りの球筋で打てても、残りの2球がどこに飛ぶかわからなければ意味がありません。

優先すべきは3球打った時にすべて大きなミスをしないこと。

そのためには右にも左にも曲がるというよりは、ノリス選手や木下選手のようにミスショットの方向が一定なほうが絶対に大ケガは少ないです!

日頃からミスショットの方向が一定になるように意識して練習してみてください。

間違いなくラウンドで役に立つはずですし、スコアも安定すると思いますよ♪


ということで今回はこのへんで。

それでは!