初心者
おっ3
インパクトのイメージでスライス修正!~インパクト後編~
気持ちはフェアウェイのど真ん中! しかし、渾身の一打は右の林にまっしぐら・・・。
悩めば悩むほど、力めば力むほどに深みにハマってしまうスライス。
こんな悩みをインパクトのイメージを見直すことで、スイング矯正にも役立ててしまおう!
というムシのいい話って・・・あるんです♪
スライサーの振り抜き?
この写真を見ると、インパクト直後なのに不思議な事が起きている事にお気付きでしょうか?
◇ヘッドがシャフトよりも後ろ
◇フェースがやや開いたまま
これが、スライサーの振り抜きです。原因は、『インパクト前』編をご参照ください。
この形になる方は、スイング自体にも修正しなければならないポイントがあると思います。
・右足体重、または逆体重(トップで左足、フィニッシュで右足体重)
・左肘の引け
・スウェイ
これは直さなければいけません。
インパクト前後の強烈なフェースターン!
パーシモンの頃は、こんな風にフェースを積極的にターンさせていました。
このスイングをジュニアの頃から身体に染み付けていたプロの中には、道具の変化に上手く対応できなかった方もいます。
球離れの速い現代のクラブとボールでは、チーピンしか出ないからです。
川岸良兼プロ、アメリカではデービス・ラブIIIは、キャディバッグの中に最後までパーシモンのドライバーを入れていました。
フェースを返すスイングを継続したいこと、ボールの食い付きを求めたことからそうしたのだと思います。
二人ともメタルウッドに変える必要がないくらい飛んでいました。
ということは、フェースのこの動きは『ボールをしっかりつかまえる』ためには有効ということでもあります。
スクエアからスクエア!
チタンヘッドに現代のボールを組み合わせると、パーシモン時代の動きは必要なくなります。
では、どんなイメージでボールをつかまえるのでしょうか?
ちょっとしたドリルで確認してみてください。
ドライバーのグリップエンドをへそ下3センチほどのところにつけてシャフト部分をグリップしてアドレスしましょう。
このままシャフトが地面と平行になるまでバックスイング、フォローも同じく地面と平行になるまででOKです。
この時のフェースの動きが、現代の道具に適したインパクト前後の動きです。
フェースの管理は、スクエアからスクエアが正解です。
動きの中でスピードがついていること、クラブの形状の関係で若干のフェースターンは起こります。
しかし、積極的にフェースを返す意識は不要です。
スクエアなインパクトゾーンのイメージを大切にスイングしてみてください。
スライスとの訣別を果たされますように!