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とや
ゴルフ用語をおさらい!アンプレヤブルって何?
こんにちは、ライターのとやです!
ゴルフ用語ってなかなか難しいものが多く、聞きなれない言葉も多いですよね。
ゴルフを長年続けていても「あれ?」ってなってしまうゴルフ用語に“アンプレヤブル”というワードがあります。
今さら聞けないゴルフ用語、ベテランゴルファーも初心者の方も確認しておきましょう。
アンプレヤブルって何?
目次
【アンプレヤブル】アンプレヤブルとは救済ルール
「ここからでは物理的にどうしても打てない!」
という場所にボールが入り込んでしまったことはありませんか?
そんな時にゴルファーを救済してくれるルールがアンプレヤブル。
ウォーターハザードではないことと、そのボールが自分のものであると確認できればアンプレヤブルの宣言ができます。
またボールを打てる場合であっても、アンプレヤブルを宣言したほうが結果的に得だと判断すればアンプレヤブルを宣言して救済を受けることができます。
ただアンプレヤブルの宣言をすると1打罰になりますので、救済を受けて1打罰とするのか、救済を受けずに自力でその局面をなんとかするか、ゴルファー自身で選択することになります。
【アンプレヤブル】アンプレヤブルを宣言するとどんな救済が?
アンプレヤブルを宣言すると救済が受けられるんですが、実際にどんな救済があるのかチェックしてみます。
救済方法は3種類。
・ボールから2クラブレングス内、かつピンに近づかないところへドロップ
・ピンとボールを結んだ後方線上にドロップ
・最後にプレーした場所からの打ち直し
この中から最も有利と思われる救済を1打罰で受けることができます。
2018年現在ではドロップは肩の高さからになりますが、2019年のルール改定では膝の高さへ変更になります。
【アンプレヤブル】バンカーからの救済は?
現在のルールでは、バンカーからのアンプレヤブルでは1打罰を受けて、バンカー内にボールをドロップすることとされています。
バンカーの外にドロップすることは認められていないんですね。
それが2019年のルール改定により、2打罰としてバンカー外へのドロップが認められるというルールも追加となります。
バンカーショットが苦手な初心者でも2打罰を受ければ、バンカー外からのショットが可能となります。
初心者だけでなく戦略的にこのルールを使う場面が出てくるかもしれませんね。
【アンプレヤブル】勝手にやっちゃダメ! ちゃんと宣言しよう
仲間内でのプライベートゴルフなら、そこまでうるさく言われるケースも少ないんですが、これが競技となると話は別(本当はちゃんと宣言してから、が筋なんですけどね)。
例えば木の上にボールが乗ってしまったような場合、勝手にボールを落としてから「アンプレヤブルね」とプレーを続行してはいけません。
これをやってしまうとさらに1打罰となってしまいます。
ちゃんとアンプレヤブルを宣言してから、救済を受けるようにしましょう。
難しいルールでも理解すれば煩わしくない
初心者の方も、ベテランゴルファーの方も「アンプレヤブル」をちゃんと理解していただけましたでしょうか。
知り合いばかりの固定メンバーでゴルフを楽しんでいる方は、このようなルールに触れる機会ってあまりないのかもしれません。
でもちゃんと理解さえしてしまえば、そこまで煩わしいものではありません。
またアンプレヤブルを上手に使えば、スコアをセーブすることもできます。
本来プレーヤーを助けてくれるルールですからね。
アンプレヤブルのルールと対処法を正しく知っておきましょう。