Gride

gettyimages/826629294

初心者

Nick Jagger

ボギーペースを目指すなら、2打目地点からパー4が始まると考えよう!

1ラウンドでドライバーを使用するのは、最大で14回です。

「たった」と言うと語弊があるかもしれませんが、100以上叩くゴルファーも70台で回る上級者でも、レベルに関係なくその回数はほぼ変わりません。

左右のラフに入るのはOKとしましょう

gettyimages/986608124

さて、14回のドライバーショットで、あなたのフェアウェイキープ率はどれくらいでしょうか?

トーナメントプロのキープ率上位者でいえば、約70パーセントです。

ということは、14ホール中10ホールくらいしかフェアウェイに行っていないわけです。

驚くなかれ、ほとんどのプロが、フェアウェイをとらえるのは半分程度なのです。

アマチュアゴルファーの場合、フェアウェイキープ率はもっと下がるわけですから、そのホールの林はダメとしても、左右のラフを含むホール全体の幅の中であればOKとしましょう。

そう思えば、ドライバーショットも気楽に打てるはずです。

第2打地点からパー4が始まると考える

gettyimages/518415720

ドライバーは14回しか使わなくても、そのホールの始まりなのですから、トップバッターとしての役割は大きく、飛距離やフェアウェイをキープできたかというよりも、ラフを含むホールの幅に運べるかどうかを優先することです。

次にセカンドショットに対する考え方も大切です。

例えば、350ヤードのパー4のホールで、ドライバーショットの飛距離が180ヤードしか飛ばなかったとします。

そこで、セカンド地点から「170ヤードのパー4」と考えてみましょう。

初級レベルであれば、ドライバーショットを14回すべてミスをして、時にはセカンドショットは林から出すのが精一杯というホールもあるでしょう。

それも1打に変わりませんが、ドライバーショットがホールの幅の中に収まった時は、ラフや軽い傾斜地でも、そこから始まるパー4と考えてプレーすることで気持ちを楽にしてくれるはずです。

仮想のティーグラウンドを作ってボギーを取りにいく

gettyimages/103009763

残り170ヤードのパー4であれば、セカンド地点から2回でグリーンに乗せればいいのです。

無理をして長いクラブを振り回さなくても、比較的簡単に乗せることはできるはずです。

ということは、そこからは十分ボギーで上がることは可能ということです。

ドライバーの使用は14回ほどですが、ドライバーを打った後に、いかに仮想のティーグラウンドを作ってプレーできるかが、楽なプレーの秘訣です。

つまり、14回で短いホールを作るということをイメージするコースマネジメントです。

距離がどんなに長いホールでも14回使用するドライバーによって、ホールの全長を短くしておけば、ボギーペースのスコアにまとまり、90だって切れるかもしれません。