初心者
Nick Jagger
ボギーペースを目指すなら、2打目地点からパー4が始まると考えよう!
1ラウンドでドライバーを使用するのは、最大で14回です。
「たった」と言うと語弊があるかもしれませんが、100以上叩くゴルファーも70台で回る上級者でも、レベルに関係なくその回数はほぼ変わりません。
左右のラフに入るのはOKとしましょう
さて、14回のドライバーショットで、あなたのフェアウェイキープ率はどれくらいでしょうか?
トーナメントプロのキープ率上位者でいえば、約70パーセントです。
ということは、14ホール中10ホールくらいしかフェアウェイに行っていないわけです。
驚くなかれ、ほとんどのプロが、フェアウェイをとらえるのは半分程度なのです。
アマチュアゴルファーの場合、フェアウェイキープ率はもっと下がるわけですから、そのホールの林はダメとしても、左右のラフを含むホール全体の幅の中であればOKとしましょう。
そう思えば、ドライバーショットも気楽に打てるはずです。
第2打地点からパー4が始まると考える
ドライバーは14回しか使わなくても、そのホールの始まりなのですから、トップバッターとしての役割は大きく、飛距離やフェアウェイをキープできたかというよりも、ラフを含むホールの幅に運べるかどうかを優先することです。
次にセカンドショットに対する考え方も大切です。
例えば、350ヤードのパー4のホールで、ドライバーショットの飛距離が180ヤードしか飛ばなかったとします。
そこで、セカンド地点から「170ヤードのパー4」と考えてみましょう。
初級レベルであれば、ドライバーショットを14回すべてミスをして、時にはセカンドショットは林から出すのが精一杯というホールもあるでしょう。
それも1打に変わりませんが、ドライバーショットがホールの幅の中に収まった時は、ラフや軽い傾斜地でも、そこから始まるパー4と考えてプレーすることで気持ちを楽にしてくれるはずです。
仮想のティーグラウンドを作ってボギーを取りにいく
残り170ヤードのパー4であれば、セカンド地点から2回でグリーンに乗せればいいのです。
無理をして長いクラブを振り回さなくても、比較的簡単に乗せることはできるはずです。
ということは、そこからは十分ボギーで上がることは可能ということです。
ドライバーの使用は14回ほどですが、ドライバーを打った後に、いかに仮想のティーグラウンドを作ってプレーできるかが、楽なプレーの秘訣です。
つまり、14回で短いホールを作るということをイメージするコースマネジメントです。
距離がどんなに長いホールでも14回使用するドライバーによって、ホールの全長を短くしておけば、ボギーペースのスコアにまとまり、90だって切れるかもしれません。