まずはコレ！初心者が知っておくべきラウンド時の基本ルール

ゴルフ場に行ってプレーする経験が浅いと、これでいいんだっけ？　とルールで不安になることありますよね。

ゴルフには独特のルールも多いので、慣れるまでは誰でも戸惑うものです。

そこでこの記事では、ゴルフ場に出るなら覚えておくべき4つのルールをご紹介します！

1.持ち込めるクラブ、本数が決まっています

ゴルフ場でのプレー時の基本ルール、1つめは持ち込めるクラブの本数です。

基本中の基本ですから、超初心者でなければご存知だと思いますが、持ち込めるクラブの本数は、【最大14本】と規定されています。

最低本数は定められていませんが、カップの周囲のグリーンでは“パター”しか使用できない決まりになっているコースが多いです。

14本の中にパターを1本も持っていなければプレーができない可能性もあるのでご注意を！

逆を言えば、パター1本あれば1ラウンドプレーすることが可能なのです。

※練習などで14本以上バッグに入れておくことはもちろん可能です。

2.ペナルティって何？

ゴルフ場でのプレー時の基本ルール2つめは、ペナルティ。

ある要件を満たした場合に打数に加えられる数のことで、“○打罰”というような表現をします。

ペナルティの主なものには、

▽OB（アウトオブバウンズorオービー）→1打罰
山や林など、白杭で囲われた区域の外側にボールが出て行ってしまった場合。

▽ウォーターハザード→1打罰
打ったボールが池に入ってしまうこと。池ポチャ。

▽グリーン上でマークせずボールを拾う→1打罰
グリーン上でプレー中のボールを拾う場合、ボールの位置に目印を置かなければペナルティ。

▽バンカー内で砂にクラブが触れる→2打罰
バンカーでボールを打つ際、ボールを打つ前にクラブで砂に触れるとペナルティ。

などがあります。

ペナルティとなった場合、
スコア＝【ボールを打った数（空振り含む）＋ペナルティで加えられる数の合計】
となります。

（例：1打目がOBで1回打ち直した場合、1打目＋打ち直しの1打＋1打罰で、打ち直した球が3打目になります）

3.何回まで打てるの？

思うように打てなくてカップが遠い……初心者のうちはままあることですが、それではルール上1ラウンドに何回まで打つことができるのでしょうか？

実は、打数の上限に関して、基本ルールでは規定がありません（ローカルルールが存在する場合はあります）。

※ローカルルール……そのゴルフ場限定のルールや、あるコミュニティや試合でのみ通用するルール

ギブアップするまでは、何打でも打つことができる、というかカップインするまで次のホールに進めないわけです。

ギブアップが宣言できるのは、スコアが規定打数の3倍を超えた時です。

4.ボールに触れていい場所は？

4つめのラウンド時の基本ルールは、ボールを手で触ることができる場所についてです。

ラウンド中にボールを触ってしまって注意されるというのも初心者ならありがちなこと。

ですが、コース内でボールに触れるタイミングや場所は限られています。

例えばグリーン上では他の方のパッティングの邪魔になるような場合に、ボールに触れて動かせるのですが、ボールの真後ろにマーカーを置いた後でなければ前述したようにペナルティになってしまいます。

グリーン以外でプレー中のボールを拾ったり動かしたりしても1打罰となるので、注意しましょう（悪コンディション時などに例外があります）。


数あるゴルフのルールの中でも、初心者の方がやりがちだったり悩んでしまいそうなことをまとめてみました。

ぜひラウンド前に覚えて、プレーを楽しんでくださいね♪