初心者
とってぃ
パッティングで悩む初心者に!距離感を簡単に合わせる方法!
パターが大きくショートしたり、オーバーしたりと、パターの距離感で悩んでいませんか?
感覚で距離感をつかむには、かなりの慣れと練習量が必要となりますが、ゴルフをはじめて間もないうちは、なかなかパターにまで練習時間を割けないと思います。
ここでは、短時間の練習で、パターの距離感を合わせる方法をご紹介します。
カップまでの距離を歩いて測ろう!
ラウンド前の練習グリーンで、パターの距離感をつかむ方法です。
まず、同じ位置にボールを数球置き、ボールからカップまでの距離を歩測します。
歩測することで、実際の距離を知っておきましょう。
次に、置いたボールに戻りパッティングをするのですが、パッティングのリズムは自分の自然体で行います。
大切なことは、パターを引いた時の【振り幅】です。
同じ位置から何球かパッティングをすると、次第に適切な振り幅がわかってくるはずです。
その振り幅と、打つ前に歩測したボールからカップまでの距離をマッチさせていきます。
そうすることで、「◯歩はこの振り幅」 という決め事ができ、距離を合わせやすくなってくるのです。
振り幅(バックスイングの大きさ)を決める方法
振り幅も、感覚ではなく物差しのようなものがあれば、より正確に振り幅を決めることができると思いませんか?
私の場合、基準となる振り幅は、スタンスの幅を目安にして、ボールから右つま先のラインまでパターを引きます(左打ちの方は左足となります)。
例えば、カップからボールまでの距離が5歩なら肩幅でスタンスを取り、1歩遠くなるごとに1足個分広くスタンスを取るなど、自分なりの物差しをスタンスの幅で作ります。
構えたボールの位置から、スタンスを取った右足の前まで引き、自然なリズムでパッティングします。
この方法で繰り返し練習すれば、距離を調整する物差しができ上がり、大きなショートやオーバーが確実に減るはずです。
ラウンドで実践する時の注意点
ラウンドで実践する際の注意点を、2つお伝えします。
1つは、グリーンの速さを確認することです。
ゴルフ場によって、グリーン上のボールが転がるスピードが異なります。
ラウンド前のパター練習で、その日のグリーンの速さを、自分の物差しで確認しましょう。
グリーンが速ければ、振り幅をいつもより小さく。
遅ければ、いつもより大きくし、物差し(スタンス幅)を調整しましょう。
もう1つは、グリーンの傾斜を確認することです。
上りと下りでは、ボールの転がりがまったく違います。
上りでは振り幅を大きく、下りでは振り幅を小さくし、ボールの転がりを調整しましょう。
振り幅を変えずに、スイングスピードの速い遅いで調整してしまうと、感覚頼りになるためブレる可能性が高くなってしまいます。
グリーンで歩測する際の注意点
最後に、必ず注意しなければならないポイントをお伝えしましょう。
それは、歩する際に、他のプレーヤーのパッティングラインを踏まないことです。
グリーンオンしたら、ボールをマークし、カップまで歩測します。
その際に、他のプレーヤーのボール位置を必ず把握しましょう。
そうすれば、どこを歩けばパッティングラインを踏まないかがわかります。
また、カップ周辺のラインを踏まないように、カップにあと2歩ぐらいの所まで近づいたら、それ以上カップに近づかず、目測するようにしましょう。
パター練習は、他の練習と比べて地味なので、好まない方もいるかと思います。
しかし、ゴルフスコアの約40パーセントがパット数と言われており、スコアを縮める上で非常に重要です。
パターの距離感で悩んでいる方は、ぜひこの方法を試してみてください!