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初めてのドライバー!オススメの練習方法は?

かつては中高年の男性のスポーツと思われていたゴルフですが、いまや子供から女性までさまざまな人々が楽しんでいるメジャーなスポーツという認識が広まってきました。

若い人のゴルファー人口が増えてきていることからも、ゴルフ人気の高さがうかがえますよね。

さて、そこでいろいろな人たちがいざゴルフを始めたものの、最初に苦労するのがドライバーです。

ゴルフ初心者にとっては何かと難易度が高いドライバーなのですが、初心者はどのようにしてドライバーを練習していけばいいのでしょうか。

正しい練習方法でしっかりとドライバーを打てるようになって、コースデビューを目指しましょう。

ゴルフでドライバーはとっても重要

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ゴルフにはたくさんの道具が必要ですが、絶対必要な道具がゴルフクラブです。

ゴルフクラブには種類や用途によって、フェアウェイウッドやユーティリティ(ハイブリッド)、アイアンなどがあり、最大で14本持つことができます。

そのうちゴルフクラブの中でもっとも飛距離が出るクラブがドライバーです。

ゴルフを始めた時に一番楽しいのがこのドライバーであり、とりあえず初めてボールを打つならばドライバーという人も多くいます。その理由はやはりその飛距離にあるでしょう。

爽快な音とともに、はるか彼方へ飛んでいくゴルフボールを見た時の爽快感はかなりのものです。それだけ魅力的なクラブなんですよね。

しかしドライバーの弱点として、コントロールしにくく扱いが難しい点があります。

ティーショットで少しでも飛距離を稼いでいくためには安定したドライバーショットが不可欠。

ドライバーの正しい練習方法を実践して、ドライバーの技術を身に付けることがコースデビューへの近道となるでしょう。

ドライバースイングの正しい握り方とスイング

ドライバーはゴルフにおいてティーショットで使うことの多いクラブで、パー4のミドルホールやパー5のロングホールで使われます。

そのため正しい練習を積み重ねてドライバーショットを安定させると、スコアがものすごく安定しやすくなります。

ゴルフ初心者がドライバー上手く打つためには、まず最初にドライバーの握り方と構え方を身に付けなければなりません。

左手の指の付け根の山(ナックル)が自分から見た時に2個から2個半見えるように左手のグリップを握り、右手は真横からあてがうように握ります。

足幅は肩幅よりも少し広いくらいの幅で構えて安定させましょう。

ドライバーの構え方や握り方は、人それぞれ違うように思えますが、基本となる部分は多くのゴルファーが同じような握り方や構え方をしています。

正しい構え方ができればいよいよスイングです。

スイングにはたくさんの理論がありますが、基本的には上半身を捻じる回転で打つのが基本となります。腕や手を使ってクラブを振り回す人もいますが、これだとショットがまったく安定せずミスの原因にもなります。

腰を回したらその腰の上に上半身が乗っているようなイメージでスイングしてみましょう。

日本古来のおもちゃ“でんでん太鼓”のイメージです。

ドライバースイングは練習器具で無理なくレベルアップ

ドライバーは長く扱いが難しいクラブとして知られています。そこでドライバーを振り回してボールをたくさん打ったとしても、ドライバーが上手くなるわけではありません。

間違った動きでスイングを繰り返してしまうと、かえって悪いクセが身に付いてしまうケースもあります。

そこでゴルフ初心者からベテランまでおすすめなのが、練習器具を使ってドライバーのスイングを作っていくという練習方法です。

実際にボールを打ってしまうと飛距離やインパクトの形や方向などが気になってしまい、スイングの矯正に向かう意識が薄れてしまいます。

しかし練習器具ならスイング作りだけに集中できますので、正しいスイングを効率的に身に付けられる可能性が高くなります。

ドライバースイングのおすすめ練習器具!

ドライバーのスイングを初心者が作っていくのにおすすめの練習器具は、シャフトが柔らかくなっており、しなりが感じられるスティック状の練習器具です。

ゴルフの初心者はなかなかクラブのしなりが感じられなかったり、腕で振り回してしまう傾向にあります。

シャフトが柔らかいスイング練習器具ならば、トップからの切り返しのタイミングやしなりを使ったインパクトタイミングなどを「スイングするだけ」で体に覚え込ませられます。

こうした柔らかいシャフトの練習器具を数回スイングしたら、普段使っているドライバーに持ち替えて数回スイング、また練習器具に戻してスイング……と交互に振って、練習器具の感覚をドライバーに落とし込んでいきましょう。

これでドライバーのスイングリズムが一定に整ってきますので、ゴルフ初心者でも効率良くレベルアップできます。

※動画は練習器具の代わりにゴムホースを使った練習です。こうした代用品もおすすめです!

ドライバーで多く見られるミスが出やすいクセ

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ドライバーを練習していて陥りやすいクセやミスがあります。

特にゴルフ初心者に多いのが「スライス」で、ボールが右にカーブを描いて曲がっていくミスショットを指します。

初めてドライバーを打つ人であっても、野球やソフトボールといったバットを扱うスポーツをやっていた人は特になりやすいと言われています。

ゴルフ初心者におすすめのドライバー練習ドリル!

それでは実際にゴルフ初心者に効くおすすめのドライバー練習ドリルを紹介したいと思います。ただ闇雲に打つより、ポイントを抑えて1つ1つ課題を身に付けていくようにドリルを積み重ねていきましょう。

ここで紹介するドライバー練習ドリルは、どれも家でもできる練習方法になりますのでぜひコツコツと続けてみてください。

ダウンスイングからヘッドを低く動かすドリル

ゴルフ初心者に多いスライスの症状ですが、ヘッドが高い位置から降りてきてインパクトしている方がかなり多く見られます。

ヘッドが高い位置からインパクトを迎えると、ヘッド軌道がアウトサイドインになり、スライスが出やすくなります。

そこでヘッドを低い位置からインパクトを迎えるように腰を回転させながらインパクトで止める、というドリルをおすすめします。

この時、腕を使ってクラブを動かすのではなく、腰の回転で上半身を追随させていくイメージで行いましょう。

ヘッドが低く動いてボールをインパクトできれば、自然にインサイドアウトのヘッド軌道に近づいていきます。ドライバーのスライスが止まらない、という方におすすめのドリルです。

グリップエンドをヘソに付けて動きをチェック

ドライバーショットでスライスが止まらない初心者には、インパクトからフォローにかけてフェースを閉じる動きができていない人が多くいます。

これはインパクト以降で左脇が空いてしまい、フェースが閉じていかないために起こるミスです。

そこでフォローできちんと体に同調してフェースが閉じる動きを体得するドリルを紹介します。

まずドライバーのグリップエンドをおヘソにくっつけてみましょう。そして右手でグリップエンドを動かないように固定。左手でシャフトの握りやすい位置を握ります。

あとは足と腰を使ってゆっくりスイングの動きをしてみてください。

これで自然にフェースが閉じてボールをつかまえるための腕の動きが理解できます。何度か繰り返して右手と左手を入れ替えてやってみてください。

注目すべきポイントはフォローでの手の角度と形です。右手、左手それぞれの動きを覚えてスイングに落とし込んでいきましょう。

ハーフショットの振り幅で連続スイング

グリップエンドをおヘソにつけてスイングの動作がイメージできたら、次はインパクトでヘッドを走らせる動きをドリルで身に付けていきましょう。

そのためのドライバーの練習ドリルは、ハーフショットの振り幅で連続スイングをすることです。

この時、ただ振るのではなく、切り返しもフォローもグリップエンドをおヘソに向けたままの意識で行うのがコツ。

インパクト付近でヘッドが走る感覚とボールをつかまえる動きをマスターできるおすすめのスイング練習です。

初心者がドライバーの練習をする時は何を目指せばいい?

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ドライバーは他のクラブよりも長いため、初心者のうちはもっとも難しいクラブであるのは間違いありません。

ゴルフの打ちっ放し練習場でただやみくもに打ち続けても、悪いクセが付いてしまうだけでドライバーは安定しません。

初めてドライバーの練習をする時に意識したいポイントや目指すべきことは、まず安定したスイングでボールをヒットできることと、弾道を狙ったところにある程度まとめることです。

ここでとにかく遠くへ飛ばすことを目標にしてしまうと、力一杯スイングするクセが付いてしまい、ショットがいつまで経っても安定しません。

半分から4分の3くらいの力加減で、大体狙ったところに飛ばせるようになれば、コースでもある程度自信を持ってドライバーショットができるようになるでしょう。

飛距離は一般的な体力の持ち主ならば男性で200ヤード。女性で120ヤードを目標にすれば大丈夫です。フルスイングではなくコンパクトなスイングできっちりミートさせることを目標にしてみてください。

ゴルフ初心者でもドライバーの正しい練習方法を繰り返していけば、おのずと上達していくでしょう。